遊び

生後4カ月で子育て支援センターに連れて行くメリットは?

各地域に設置されている子育て支援センターは、親子の交流の場として重要な役割を担っています。生後5カ月の赤ちゃんのママからの相談は、まだ他の子と遊べなくても行く意味があるのかどうかということ。この悩みに専門家たちがアドバイスしています。

ママからの相談 :「おもちゃをなめるだけだが、子育て支援センターに行く意味はある ?」

近所の子育て支援センターに子どもが生後4カ月の頃から通い始めました。母親同士で情報交換ができるというメリットはわかりますが、子どもにとってもメリットがあるでしょうか。今のところ、おもちゃをなめまわすだけで本来の遊び方ができず、他のお子さんに汚いと思われないか心配で、なめた後は回収ボックスに入れています。他の赤ちゃんと一緒に遊べるわけでなく顔をたたいたり、ひっかいたりしそうなことも毎回、心配です。(38歳・女性)

子育て支援センターで得られるもの

赤ちゃんは、お母さんが他の人たちと交流している姿からも人付き合いを学んでいきます。

生後4カ月ではおしゃべりもできませんが、小さい頃から色々な人や同じ年齢くらいの子どもと触れ合うことで社交性が芽生えますし、人との付き合い方を自然に学びます。コミュニケーション能力が発達することで、人見知りを防ぐこともできます。お母さん同士が仲良くしているのを見て安心できる人だと思ったり、様々な声掛けをされることで、言葉の発達につながります。(産科・婦人科看護師)
お母さんは集団の中でのお子さんの反応で、お子さんの成長を見ることができます。もう少し成長してくると、おもちゃの取り合いなどで喧嘩になることもありますが、ここからも譲り合うことや、一緒に遊ぶことを学んでいきます。(産科・婦人科看護師)
赤ちゃんと2人だけでいるよりは、子育て支援センターをどんどん活用してください。お母さんにとっては、情報交換の場や人と話すことで日頃の悩みも相談することができ、交友関係も広がります。また赤ちゃんにとってもよい刺激になります。まだ小さいから何も理解していないのではなく、赤ちゃんもしっかり学んでいるのです。生後数カ月の赤ちゃんでも友達になろうと別の赤ちゃんの方に行こうとしたりします。(一般内科看護師)

センターに行く際に注意したいこと

便利な反面、風邪が流行する季節は感染する可能性も高くなりますので、臨機応変に対応しましょう。

積み木やブロックをなめるのも、この時期の赤ちゃんにとっては遊びです。物をなめることで口の周囲の動きや触覚も身についてきます。また周囲に細かいブロックはないか、誤飲に注意してください。(一般内科看護師)
多数の人と触れ合うことでのメリットはありますが、風邪の季節などは感染のリスクが高くなったりとデメリットもあります。お子さんにとってよくないと判断される場合は、無理に連れて行く必要はないでしょう。(産科・婦人科看護師)
赤ちゃん同士が触れ合うことで、今後の人付き合いもスムーズに進むと思います。赤ちゃんはお母さんを見て人との付き合い方を学んでいます。なめたものは帰るときにおむつ拭きなどでさっと拭くのもよいでしょう。他の赤ちゃんを傷つけないためにも、爪を短く切っておくようにしてください。(一般内科看護師)

まだ小さくても、赤ちゃんはお母さんの人付き合いを見ながら社交性を身につけていきます。風邪の季節やおもちゃの誤飲などに気をつけながら、支援センターを活用していきましょう。


2016/02/05

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