離乳食

離乳食を進める中で、卵を与えるタイミングが分からない

離乳食を進めるにあたり、ママ達が大変心配する問題のひとつが食物アレルギーです。卵を与え始める時期について、様々な見解があることに困惑するママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの質問:「離乳食で卵を与えるタイミングは?」

生後7カ月の子どもがいます。5カ月から離乳食を開始し、問題なく進んでいます。食事の時間は楽しいようで、しっかり食べ、好き嫌いもありません。そろそろ卵を始めてもよいようですが、1歳6カ月を過ぎるまでアレルギー物質を与えないほうがよいと書かれている本もあります。しかし、アレルギー物質を避けると栄養の偏りも心配です。肉親にアレルギーを持っている人はいませんが、どの情報を信じて離乳食を進めればよいでしょうか。(30代・女性)

情報に振り回されず、子どもの体調で判断を

情報に振り回されず、子どもの体調で判断したり、専門家に相談してみましょう。栄養バランスのとれた食事を与えることも、食物アレルギーの予防につながります。

神経質になると何も食べさせられなくなります。さまざまな情報より、子どもの体調を見て判断してください。(産科看護師)
情報がたくさん入手できて便利な世の中ですが、情報に振り回されないことも大切です。判断できないときは、自治体の保健センターなどの保健師に聞いたり、乳児健診を利用して医師に尋ねてもよいでしょう。食物アレルギーは偏った食事も一因なので、栄養バランスのとれた離乳食を与えて下さい。(一般内科看護師)

卵に限らず、初めての食品は少量から与えるのが基本

卵や初めての食品は、単独で少量から与えることが基本です。食後24時間はアレルギーの症状が出ないか様子を見て、問題がなければ少しずつ量を増やしていきます。

生後7カ月は離乳食の中期にあたり、食べられる食品の種類も増えてくる頃です。離乳食に卵を取り入れる場合は、固ゆでにした卵黄を小さじ1杯くらいから始めるとよいでしょう。卵はアレルギーが出やすい食品ですが、少量ずつ始めて、湿疹や下痢、嘔吐などの症状がなければ徐々に増やしていくとよいでしょう。1週間に2~3回を目安に与えます。卵白は、卵黄で問題がなかったら、卵黄開始後の1カ月後を目安に少量から始めましょう。(一般内科看護師)
両親がアレルギー体質でなくても、アレルギー体質をもって産まれる子もいます。卵に限らず、初めて食べさせるものは薄めたものを少量から始めてください。アレルギーには速効型と遅延型があるので、与えてから少なくとも24時間は様子を見ます。また、アレルゲンを特定するため、できれば単独で与えます。例えば、ケーキを食べさせてアレルギーを起こすと、卵・小麦粉・乳製品のいずれが原因か判別できない場合があるためです。(産科看護師)

情報に振り回されず、栄養バランスのよい離乳食を心がけ子どもの体調をよく見ること、判断に迷うときは保健師や医師へ相談することも一案です。卵や初めての食品を取り入れる際は、単独で少量から与えること、問題がなければ量を増やしていくと良いようです。


2016/02/10

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