食べ過ぎ

食欲旺盛で人のご飯まで欲しがり大泣き…どうすればよい?

食欲旺盛なのはよいことですが、明らかに食べ過ぎなのは、かえって心配です。今回は9カ月の子を持つママからの相談です。十分食べているはずなのに、兄妹の分まで欲しがって大泣きしてしまうと悩むママに、専門家からは具体的なアドバイスが寄せられました。

ママからの相談:「人の分までほしがるほどの食欲、いつまで続くの?」

食べ過ぎて困っています。自分のごはんだけでなく、姉のごはんや、保育園のお友達のお皿にまで手を出します。テーブルに家族の食事があるときに「もうおしまい」というとギャンギャン泣きます。もしかして本当にお腹がすいているのかも?とも思います。健診では太りすぎていないから大丈夫、といわれました。乳児のうちは満腹中枢が発達していないとも聞きます。この食欲はいつまで続くのでしょうか。(40代・女性)

満腹がわからず吐くまで食べる子も。食べる早さの工夫を

満腹中枢が発達していないため、吐くまで食べる子もいるようです。満腹中枢は食べ始めてからの時間も関係します。小さいスプーンを使用するなど、食べ方を工夫するのがよいとの意見がありました。

たしかに9カ月の子どもでは満腹中枢の発達が未熟で、よく吐いてしまう習慣がある子どもまでいるほどです。よく噛まずに大量に食べ続けるため、胃腸などの未熟さも重なって、満腹だと子ども本人が気づいたときには、すでに遅いということもあります。9カ月だと自制もきかなければ、こちらのいい分もわかるわけもありません。(看護師)
満腹中枢が反応するのは、量だけでなく、食べ始めてからの時間も関係しています。約20分経たなければ満腹中枢は機能しないといわれます。自分で食べているのなら、ひと口量が少ないスプーンを使用したり、親が食事を手伝っているなら、食事を少量ずつ口に運んだり、次のひと口までの時間をゆっくりとるとよいかもしれません。(看護師)

いろんなおかずをワンディッシュに。よく噛んで食べる習慣も

一つのお皿にいろいろなおかずを盛りつけ、さらに欲しがったら茹でた野菜やヨーグルトなど、低カロリーで栄養価の高いものを与えましょう。よく噛んで食べる習慣も大切です。

一つのお皿にいろいろなおかずを盛り付け、「これが○ちゃんのご飯だよ。全部、食べていいからね」といって食べさせてください。いろいろな種類のおかずを食べると、一つひとつの量は少なくても、たくさん食べた気になります。さらに欲しがったら、茹でた野菜や豆腐など、低カロリーで栄養価の高いものや、デザートとして果物やヨーグルトなどをあげ、人のお皿に手をつけないよう、しつけましょう。(産科・婦人科看護師)
よく噛んでゆっくり食べる習慣をつけてください。よく噛むことで、満腹中枢が刺激されます。いつまで続くかは、お子さんによりますが、よく食べて元気なことはよいことですから、お子さんの成長を見守ってください。(産科・婦人科看護師)
太りすぎでなければ、お子さんが満足するまで食べさせてください。脂っこいもの、甘い物など、栄養が偏っていなければ心配ないでしょう。(産科・婦人科看護師)

食べ過ぎの原因は、未発達の満腹中枢かもしれません。小さいスプーンを使ったり、よく噛んで食べるなど、満腹を感じやすい食べ方を工夫するとよいようです。また、一つのお皿にいろいろなおかずを盛り付けると、満足感が得られます。


2016/02/14

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