卒乳

2016/02/15

アレルギーがある10カ月の息子…卒乳のタイミングはいつ?

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アレルギーがある10カ月の息子…卒乳のタイミングはいつ?

1歳が近くなると、気になるのが卒乳のタイミング。今回は10カ月の男の子のママからの相談です。アレルギーがあるため、母乳から牛乳へ切り替えることができず、このまま母乳を与えてよいものか悩んでいます。そろそろ卒乳すべきか、1歳までは母乳を続けるべきか、専門家に聞いてみました。

ママからの相談:「アレルギーがある子どもに卒乳させるタイミングは?」

10カ月の息子は現在、1日3食の離乳食と2回のおやつを食べています。牛乳アレルギーがあるため、医師の指導のもと、少しずつ乳製品を摂取させているところです。午前のおやつの後と就寝前の1日2回、授乳しており、飲ませればよく飲んでくれますが、フォローアップミルクや牛乳は飲めません。1歳までは母乳を飲ませ続けた方がよいのでしょうか。それとも、そろそろ卒乳したほうがよいでしょうか。(20代・女性)

断乳よりも卒乳を。無理にやめさせる必要なし

最近では断乳よりも、自然と子どもが離れていく卒乳のほうがよいといわれています。また、子どもが安心感を求めておっぱいをほしがることも。無理に断乳する必要はないようです。

卒乳の時期は、1歳を目標にしたり、お母さんの仕事の復帰や、周りからのすすめで準備を始めるなど、お子さんの成長や家族の都合によることが多いですが、無理に断乳する必要はありません。1歳を過ぎると、おっぱいを飲むことに、空腹を満たすことよりも、お母さんとのコミュニケーションや安心感を求める場合が多いです。そのため2歳くらいまでは、おっぱいをあげてよいという考えも多くなってきています。(産科・婦人科看護師)
最近は、母子手帳からも断乳という言葉が消え、親の判断でおっぱいをやめるより、お子さんが自然におっぱいから離れる「卒乳」が理想とされています。卒乳するときは、おっぱい以外で食事や水分がきちんと摂れていることが前提です。(産科・婦人科看護師)
子どもが母乳を欲しがっていないのでしたら、今が卒乳の時期といえるのではないでしょうか。もっとも母乳を与えることもコミュニケーションの一つという考え方もあります。親子や家族で話し合ってみてください。(看護師)

アレルギーがあるときは慎重に。子どもにも心の準備をさせて

アレルギーがあるときは母乳以外で栄養がとれるように準備してからがよいようです。子どもにもあらかじめ声かけをして、おっぱいとさよならする時期なのだと心の準備をさせてあげましょう。

母乳には子どもの成長に必要な栄養が豊富に含まれており、1歳頃までは母乳だけで十分な栄養が摂取できるとされています。アレルギーがあるのであれば慎重にいきたいところですが、10カ月で3食と2回のおやつをしっかり摂取しており、食材・栄養のバランスがとれた離乳食や、おやつが準備できているのでしたら、母乳は必要ではありません。(看護師)
「そろそろ止めようか?」「おっぱいよりご飯を食べるようにしようね」など、前もってお子さんにも心の準備をさせることも必要です。また、寂しいときや不安なときも、おっぱいを求めるため、お子さんが飲んでいる場合は、ほしがるだけ授乳してください。(産科・婦人科看護師)

無理に断乳するよりも、子どもが自然と離れていく卒乳を目指すのがよいようですね。アレルギーがある場合は、母乳以外で栄養が摂れるように慎重に進めていくようにしましょう。


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