身体の発達

ハイハイせずに立ち始めた娘…ハイハイを教えるべき?

子どもの成長は、必ずしも順番どおりに進むとは限りません。ハイハイをしないまま、つかまり立ちをして、つたい歩きをするようになったという12カ月の赤ちゃんのママは、ハイハイをさせたほうがよいのか悩んでいます。専門家たちは、どう回答しているのでしょうか。

ママからの相談 :「立てるようになってからでも、ハイハイを教えた方がよい?」

娘はお座りが大好きで、座ったまま足を使って移動することがよくありました。そのうちハイハイをするかと思っていたら、最近はテーブルにつかまって立つようになりました。つたい歩きも徐々に覚えていますが、ハイハイをほとんどしていないので心配です。周りからは、ハイハイは足腰だけでなく、腕も丈夫にするから大事だといわれました。今からでもハイハイするように親が教えることは必要でしょうか?(24歳・女性)

子どもの成長には個人差あり

成長の順番に「こうでなくてはいけない」というものはなく、ハイハイを飛ばしても問題はないようです。

ハイハイは、全身の筋力を発達させるだけでなく、興味のある方向に行く、自分で触りたい、取ってみたいと、自我の現れでもあります。一般的に生後7,8カ月くらいからするようになり、寝返り→ハイハイ→お座り→立っちの順番をたどりますが、お子さんの成長はそれぞれですから、ハイハイを飛ばして立っちができても問題ありません。(産科・婦人科看護師)
ハイハイをしている視界よりも立った視界のほうが高いため、お子さんとしては遠くのものまで見えるようになって興味が様々なところにいきます。結果、好奇心などが育っていく大切な時期ですので、無理矢理ハイハイにしては、せっかくの成長する機会を奪ってしまうことにもなりかねません。 (循環器内科看護師)
お子さんの成長は様々だと思います。今の時期に大人側が下手に強制してハイハイさせようとしても、お子さんには伝わらないと思います。つかまり歩きができるようになったのにハイハイをさせるのは、得策とは思えません。(循環器内科看護師)

周りの意見に惑わされないで

ハイハイをしなくても足腰や腕の筋力はつきますので、今からハイハイを練習する必要はないでしょう。

つかまり立ちや、歩くことの方が手足の筋力が発達しますから、いまさらハイハイの練習をする必要はありませんし、ハイハイをしなかったからといって足腰の弱い子になるわけではありません。また、つかまり立ちができるようになると、ほとんどの赤ちゃんはハイハイしなくなります。周りと比較せず、お子さんは手足の筋力が強い子だと思って成長を見守ってください。(産科・婦人科看護師)
統計をとったわけではないですが、お子さんの成長は個人差がありますし、歩くのが早い子もいれば遅い子もいます。周りの意見ではなく、目の前のお子さんをしっかりと見てあげてください。(循環器内科看護師)

子どもの成長はそれぞれで、ハイハイをしないまま歩き始めても問題はないようです。歩くことでも手足の筋力はつきますので、いまさらハイハイを練習する必要はないといえます。


2016/02/16

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