睡眠トラブル

2016/02/18

寝返りを始め、うつ伏せのまま寝ることも…大丈夫なの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

寝返りを始め、うつ伏せのまま寝ることも…大丈夫なの?

寝返りはできるようになったものの、仰向けに戻ることはまだできないため、うつ伏せのまま寝てしまっていることがよくあるという赤ちゃん。乳児突然死症候群につながるのではないか?と心配しているママに対し、看護師さんたちのアドバイスとは。

ママからの相談:「うつ伏せ寝は、乳児突然死症候群の危険性がある?」

4カ月の息子が最近、寝返りを覚えて、よくうつ伏せをしています。しかし、まだ仰向けに戻ることができず、夜中に気付くとうつ伏せのまま寝てしまっていることがよくあります。うつ伏せ寝は乳児突然死症候群の危険性があると聞き、とても心配です。また、うつ伏せから仰向けに戻すと起きてしまい、その後寝てくれません。うつ伏せにならないように寝返り防止グッズを使用したほうがよいのか、多少のことなら大丈夫なのかを知りたいです。(30代・女性)

今は、こまめに観察して仰向けにしてあげて

窒息の可能性があるため、まだ顔を動かせない赤ちゃんの場合は、目の届くところに寝かせて仰向けに変えてあげる必要があるようです。

お母さんの目の届く範囲でしたら心配ありませんが、自分で首を支えられなかったり、顔を横向きにできないうちは、おっしゃるように、寝ている間に窒息する場合があります。うつ伏せは、赤ちゃんが安心する寝方でもありますが、自分で顔を動かせない場合、自分でうつ伏せになっていたら、仰向けに寝かせてください。(産科看護師)

固めのマットを使うなど安全な環境づくりを

赤ちゃんが自分で首を動かせるようになれば、うつ伏せ寝にもそれなりのメリットがあります。固めのマットに寝かせ、タオルや、ぬいぐるみを近くに置かないなど、安全な環境づくりに注意しましょう。

たしかに、乳幼児突然死症候群の危険性を高めるものの一つに、うつ伏せ寝は当てはまります。使用している寝具はどのようなものでしょうか。月齢から首も座っているでしょうし、おそらく苦しければ顔を上げたりすると思います。ですから、やわらかい敷布団では埋もれてしまい首も上げられませんので、固めの素材を使用してください。あとはしっかり呼吸をしているか、観察したりしてあげることが予防になります。 (内科看護師)
生後半年を過ぎると、自分でうまく体を動かせるようになりますから、うつ伏せで寝てもさほど心配ありません。うつ伏せには悪いイメージがありますが、うつ伏せで寝ることで赤ちゃんの寝つきがよくなったり、質のよい睡眠がとれたり、ゲップが出やすく吐きにくいというメリットもあります。(産科看護師)
うつ伏せにするときは、枕を使わない、シーツがたるまないようにし、マットは固めにする、顔のまわりにタオルや、ぬいぐるみなどを置かないなど、安全な環境で行ってください。心配でしたら、うつ伏せ防止のクッションがありますから、利用してください。(産科看護師)

まだ首を動かせない赤ちゃんは、うつ伏せ寝による窒息の可能性があるため、目の届くところで寝かせ、注意して仰向けにしてあげる必要があります。成長に伴って、うつ伏せ寝をしてもそれほど心配いらなくなりますが、寝具などに注意して安全な環境づくりに努めましょう。


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