子育て

2016/02/16

子どもが自ら動けるようになる!今日から実践したい3つのステップとは?

この記事の監修/執筆

チャイルド・ファミリーコンサルタント川合 良子

子どもが自ら動けるようになる!今日から実践したい3つのステップとは?

「継続する」習慣がない子ども・・・どうすれば習慣が身につく?

チャイルド・ファミリーコンサルタント(CFC)の川合良子です。
私は小学校3年生(9歳)の娘と小学校1年生(7歳)の息子がいます。

我が家の子どもたちは、二人ともピアノを習っているのですが、今年は5月に発表会があり、年明けから発表会に向けての練習が始まりました。

「楽器のお稽古は、自宅での練習が大変!!」というのは、ママたちからよく聞くお悩みの一つですね。子どもたちにとって、「自分で習ってみたい!」と言ってはじめたお稽古も「継続する」ということはとても難しいことだったりします。

今ではすっかり「毎日(1回ですが・・・)練習する」ということが習慣になっている息子も、年中さんで習い始めた頃は、その「1回」が本当に難しく、前回、年長さんの春の発表会前には、「発表会が終わったら、ぼくはピアノやめる」と毎日のように言っていました。

でも、習い始めてまだ1年もたっていないころで、最初に決めた目標を何か達成したわけでもないし、少なくともひとつの節目である卒園までは続けないと・・・と当時の私は思っていました。

「言われたから」でなく「やりたいから」やる!という気持ちにする「動機づけ」とは

子育ての専門家として、チャイルド・ファミリーコンサルタント(CFC)が、楽器のお稽古に限らず、子どもたちにやる気になって欲しいな、自発的に何かに取り組んで欲しいな、というときにおすすめしているのは、「動機付けをきちんとする」ということです。「動機付け」とは子どもたちの頭の中に、もくもくとイメージが浮かんで、よしやろう!と思える状態を作る、ということです。

どうすれば、子どもたちの頭の中にイメージが浮かびやすくなるでしょうか。

ポイントは、3ステップで質問をしていく、ということです。

1.答えが一つの質問をする(答えられた喜びで、モチベーションが上がる)
2.答えが複数ある質問をする(あれこれ考えることで、イメージが膨らむ)
3.五感を刺激する質問をする(より鮮明なイメージとなって記憶に残る)

そして、特に自分が興味や関心のあることには、誰しもイメージが膨らみやすく、やる気になりやすいものですよね。普段から、お子さんが今どんなことに興味や関心があるのかな、ということにアンテナを張っておくことも大事なことです。

「動機付け」を子育てのいろんなシーンで繰り返しトライしてみましょう!

さて、「ピアノをやめたい」と言っていた息子とは、発表会の後にこんなやりとりをしました。

「もう年長さんだね〜。年長さんの次は何になるの?」
(まずは答えがひとつの質問)
「いちねんせい!」

「そっか〜お兄さんだね!一年生になったら、やりたいこと、ある?」
(答えが複数あって考える質問)
「じゆうけんきゅう!」「ずこう!」

そして最後に「一年生になったときに音楽の授業もあるんだけど、ピアノが弾けたら鍵盤ハーモニカがかっこよく弾けると思うよ~」と声をかけると、一瞬考えて「ぼく、やっぱりピアノやる!」とやる気になりました。

実は、このときの息子の背景には、年長さんになったばかりの春で、次は一年生だ、お兄さんだ、という気持ちが盛り上がっていたこと、春休みに姉が小学校から持ち帰っていた鍵盤ハーモニカにとっても憧れがあったこと、がありました。息子の頭の中には、質問に答えていく中で「一年生になって鍵盤ハーモニカをかっこよく弾くボク」のイメージがもくもくと思い浮かんだのでしょう・・・笑。
その後も、できるだけ進んで練習してもらえるように、機会あるごとに「動機付け」をしています。

日常生活の中では、お出かけ前のお支度を自分から取り組んで欲しいな、お絵かきやクラフトに楽しく取り組んで欲しいな、など、この「動機付け」が使えそうなシーンはいろいろあります。質問をしながら、動きたくなるようなスキルや情報を提供していく「動機付け」。ぜひトライしてみてください。


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