しつけ

2016/02/19

高いところに登りたがる子ども、防止策を講じるべき?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

高いところに登りたがる子ども、防止策を講じるべき?

子どもは好奇心旺盛で、時には高いところに登るなど危険な行動に出ることも。多少の怪我は経験としてさせてもよいという考え方が正しいのか悩んでいるママに対し、看護師さんたちはなんとアドバイスしているでしょうか。

ママからの質問:「危ないこと止めさせるべきですか?」

つかまり立ちが上手になってから、どんどん高いところへ登ります。特に困っているのが、ダイニングテーブルに登ることです。気付いたら降ろしてはいますが、何度も何度も登り、先日ついにテーブルから落ちてしまいました。幸い怪我はなかったのですが、椅子を片付けて登らせないようにしているママ友もいます。多少の怪我は経験としてさせてよいと思っていましたが、大きな怪我をしてからでは遅いのかも、と迷っています。 (30代・女性)

登らせないのも見守るのも間違いではない

発育のために経験させる、安全を第一に考える、どちらの考え方も間違いではありません。どちらの場合も安全な環境を作っておくことは大前提です。

子どもはいろんなものを触ったり、身体を使ったりすることで知能も身体もどんどん発達していきます。安全を第一に考えて「絶対登らせない」というのも間違ってはいないと思います。また「見守るけど、発育のために好きにさせる」というのも間違いではないでしょう。大切なのは安全な環境を作ってあげるということだと思います。(看護師)

安全な環境づくりで重大な事故を防ぐ工夫を

大きな怪我や命にかかわる事故を未然に防ぐため、子どもが理解できないうちは安全な環境を整えることが必要です。体験させる派の場合も、放置しない、マットを敷くなどの工夫で、不慮の事態を防ぐようにしましょう。

できるだけ柔らかいカーペットを敷いて、転倒転落時の衝撃を和らげたり、逆に椅子を置くことで安全に登れるようにする・降りられるようにするということも必要かもしれません。放置しないということだけは注意しておきたいですね。(看護師)
好奇心旺盛な子供ですから、何度注意してもなかなかきいてくれないと思いますが、根気強く、危ないということを教えてください。おっしゃるように痛みを経験して、自ら危険と理解することも必要ですが、大きな怪我をしては意味がありません。できるだけ危険な環境は取り除いてください。テーブルはお子さんが登れない高さにして、周りの椅子は、必要時以外は片づけてください。(産科看護師)
何度も登って目が離せないのでしたら、思い切って折りたたみのテーブルにして、使わない時はしまうようにしてください。また、テーブルの角をスポンジなどで保護したり、床にスポンジのマットをしいて転んでも怪我をしないようにしてください。(産科看護師)
最近、ベランダにおいた椅子や置物に登って遊んでいるうちに転落してしまう子供の事故が問題になっています。お子さんが理解できないうちは、少しでも危険を回避できるようにしてください。(産科看護師)

発育のために経験させることも、安全第一に考えることも、どちらも間違いではありません。どちらにしても、大きな怪我につながりかねない危険なものは取り除き、安全な環境を作るよう工夫することが大切です。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加