離乳食

2016/02/20

噛まずに飲み込む癖がある子、幼児食に切り替えて大丈夫?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

噛まずに飲み込む癖がある子、幼児食に切り替えて大丈夫?

たくさん食べてくれるのはよいのですが、早食いで噛まずに飲み込んでしまうようだと、消化が心配です。離乳食から幼児食に切り替えるのをためらっているという悩みに対し、看護師さんたちはなんとアドバイスしているでしょうか。

ママからの質問:「噛まない子どもの食事に関して」

1歳2カ月の娘は、食べることが大好き。10カ月であっさりと卒乳してからというもの、ばくばくご飯を食べます。その点は良いのですが、早食い、大食い、噛まないといったことに悩んでいます。そろそろ離乳食から幼児食に切り替えたいのですが、あまり噛まずにのみ込んでしまう癖があるので、消化に影響がないか不安でなかなか進められずにいます。こんな状態でも幼児食に切り替えても大丈夫なのでしょうか。(30代・女性)

よく噛んでゆっくり食べる練習を

自分の口に合う量や、ゆっくりよく噛んで食べることなどは、練習して学習することができます。噛む練習をさせるいろいろな方法についてアドバイスがありました。

たくさん食べることはいいことですが、あまり噛まないと胃腸に負担を掛けますから、よく噛んで、ゆっくり食べる習慣をつけてください。口にたくさん含ませず、1口いれたら、お母さんも一緒に「モグモグ」と言って噛む練習をしてください。(産科看護師)
嚙まなければならない、茹でた野菜や、バナナやイチゴなど柔らかい果物を手に握らせて食べさせてみてください。行儀が悪いようですが、手づかみで食べることで、自分の口にあった量を学習していきます。お子さんの口より少し大きめにカットしてあげてみてください。(産科看護師)
食事は急がせず、周りの大人もゆっくり食べるようにしてください。全ての食事を嚙みごたえのあるものにする必要はありませんから、1~2品、かみかみメニューを取りいれて練習してください。(産科看護師)

幼児食に切り替えたら消化の様子を観察して

時期が来ているのであれば幼児食に切り替えてみて、吐いたりしていないか、排便の状態はどうかなど、消化の様子を観察しましょう。消化しにくいものに関しては形状を工夫して与えるとよいでしょう。

ひとつの基準として、お子さんをもつ方に調査をした結果、離乳食から幼児食に切り替える時期としては1歳3カ月から1歳6カ月に切り替えている人が多かったというものがありました。(看護師)
子どもの食欲もたくさん食べる時期があればそうでない時期もあります。きちんと食事をできているかの評価としては、幼児食を与えていて吐いたりしていないのであれば特に問題はないでしょう。(看護師)
排便の状態も観察してみてください。もしきちんと消化できていなければ消化が充分でない状態で出てきてしまっているはずです。もし消化が今ひとつだと思うことがあるのであれば、食材の形状を工夫したほうがいいでしょう。ひとつ注意しておきたいのは消化されやすいものもあればそうでないものもありますね。消化しにくいものだけはより細かくしておくなどすれば安心です。(看護師)

よく噛まずに飲み込む癖のある子どもには、噛んでゆっくり食べる練習をさせてあげましょう。幼児食に移行してみて、消化できているかどうかを観察し、消化が悪ければ食材の形状を工夫するとよいようです。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加