赤ちゃん返り

2016/03/09

赤ちゃん返りとイヤイヤ期に違いはありますか?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

赤ちゃん返りとイヤイヤ期に違いはありますか?

上の子から2、3歳差で下の子ができると、上の子のイヤイヤ期が起こる時期と赤ちゃん返りが重なる場合があります。どう接するべきか悩んでいる妊娠中のママからの相談に産婦人科の看護師さんたちのアドバイスは?

妊娠中のママからの質問:「2歳の娘が赤ちゃん返りなのか、イヤイヤ期かわかりません」

2歳半の娘がいます。私は現在妊娠6カ月ですが、最近娘の様子がおかしいのです。やたらおっぱいを触りたがる、できることをできないと泣く、癇癪が激しい、抱っこしてとやたら言うようになる…これがいわゆる赤ちゃん返りなのかと思いましたが、それともただのイヤイヤ期なのかよくわかりません。赤ちゃん返りとイヤイヤ期の違いはなんなのでしょうか。接し方の参考にしたいので、見極め方法を教えて下さい。(30代・女性)

イヤイヤ期は自我の目覚め、赤ちゃん返りはお母さんの関心をひくため

2歳前後でイヤイヤ期がはじまる子が多いようですから、ママが妊娠したことで赤ちゃん返りと重なったのかもしれません。

赤ちゃん返りは、お母さんが妊娠したことや、下の子が産まれたことで、お母さんや周りの大人の関心が自分からそれてしまう不安で、突然指しゃぶりを始める、卒乳したのにおっぱいを欲しがるといった赤ちゃんの時期と同じような行動をお母さんの関心をひくためにすることです。(産婦人科看護師)
イヤイヤ期は自我の目覚めで、自分の意思表示がうまくできず、泣き叫んだり、何でもイヤと言ったり、癇癪を起こし、手がつけられない場合もあります。お子さんはイヤイヤ期と赤ちゃん返りが同時に起こったのかもしれません。(産婦人科看護師)
イヤイヤ期、赤ちゃん返りどちらともとれます。日々成長して揺れ動く子どもの心を広く受けとめてあげてください。ただ甘やかせばいいものでもないです。 (産婦人科看護師)

頭ごなしに叱らず、子どもの気持ちに寄り添って

癇癪をおこしたら、落ち着くまで様子をみて、気持ちを聞き出してあげましょう。ママが自分を見てくれていると子どもに感じさせることが大事です。

お子さんの存在を認め、愛情を注いでいることを伝える必要があります。甘えてきたら、お子さんの気のすむまで甘えさせてください。癇癪を起こしたら、落ち着くまでしばらく様子をみてください。(産婦人科看護師)
落ち着いたら、「どうしたいのかな?」とお子さんの要求を聞きだしてください。頭ごなしに怒っても逆効果です。「お姉ちゃんになるんだから」とプレッシャーを与える声掛けは避けましょう。(産婦人科看護師)
癇癪を起こしてしまった時は、子どもなりの主張が隠れているかもしれません。子どもの気持ちに寄り添って考えてあげてください。(産婦人科看護師)
簡単なお手伝いをお願いして、できたら思い切り褒めてください。お子さんが産まれたら、オムツを持ってきてもらったりと積極的に育児に参加させてください。(産婦人科看護師)
「お姉ちゃんなんだから、我慢して」などの声掛けは避け、「さすがお姉ちゃんだね。ママも助かるよ」と褒めてあげると、お母さんから認めてもらっていると感じ、姉としての自覚や自信にもつながります。(産婦人科看護師)

イヤイヤ期と赤ちゃん返りが重なることもあるそうです。「お姉ちゃんだから」とプレッシャーを与えるような言動は避け、子どもの気持ちに寄り添うことを大事にしてください。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加