好き嫌い

2歳になり好きなものしか食べないけど、栄養は大丈夫?

栄養バランスを考えて、できるだけ好き嫌いなく食事を摂らせたいと多くのママは考えています。食の好みがはっきりしてきたことで、嫌いなものを食べなくなった子どもへの対処法に悩むママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「嫌いなものを全然食べず、今後の食生活や栄養面が心配です」

2歳になって、食の好き嫌いがはっきりしてきました。好きなものはたくさん食べますが、嫌いなものは食べさせようとしても怒ったり、吐いたりして全然食べてくれません。その時期にはまった好きなものばかり食べるので、今後の食生活と栄養面が心配です。嫌いなものを食べたら、好きなものをあげるよと言うと食べようとしますが、毎回それではよくない気もします。自我も出て頑固になってきたので、対処法が知りたいです。(30代・女性)

今は家族と一緒に楽しい食事を

嫌いなものを無理に食べさせてしまうと、食事そのものが嫌いになってしまう恐れもあります。今は、食事は楽しいものだと感じられるようにしてあげましょう。

相談者の方が感じているように、嫌いなものを食べたら、好きなものをあげるという駆け引きはよくありません。動物の訓練ではないのですから、このようなことは控えてください。小さい頃の好き嫌いは、成長とともに改善されることがほとんどです。無理やり食べさせられたことでトラウマになり、食事そのものを嫌がる場合もあります。(消化器科、精神科看護師)
他のものでも栄養は摂れますし、嫌いなものでも大人が美味しそうに食べていると、興味を示し自分から食べてみようとする場合もあります。この時期は、楽しく食べることが大切ですから、家族そろって食事を楽しむようにしてください。(消化器科、精神科看護師)
好き嫌いの出現は、お子さんの味覚が成長してきたためと考えてください。離乳食を経て現在まで、色々な食材をお母さんはお子さんに食べさせてきたのでしょう。好き嫌いが出てきたのは子どもの心がきちんと成長している証です。(消化器科、精神科看護師)
栄養バランスを考えた食事が理想的ですが、大人が枠で子どもを捉えては親子ともにストレスが溜まってしまいます。この時期の食事の目的は好き嫌いなくというよりは、食事が楽しい時間であること、親子で一緒に食べることに重きを置くようにしてください。気分で変わることもあるので、長い目で成長を見守ってください。(消化器科、精神科看護師)

食べられる食材でアレンジしてみて

食べられる食材があれば色々とアレンジしてみるなど、子どもが食べやすくなる工夫についてアドバイスしてくれました。

お子さんが食べられるものがあれば、その食材を使って料理法をアレンジしてください。野菜を食べなくても、野菜スープにすれば、汁にも野菜のエキスが溶け込んでいます。味付けも濃くしたり、薄くしたり、食材を硬めにしたり、柔らかくしたり、お子さんの好みに合わせてください。(消化器科、精神科看護師)

嫌いなものは無理に食べさせず、食べられるものを、親子で一緒に楽しく食べることを重視してください。食べられる食材で料理法をアレンジしたり、苦手な食材の場合は味付けや硬さを好みに合わせてあげるといいでしょう。


2016/03/09

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