子どもへの接し方

もうすぐ3歳、なんでもイヤ!ついお尻を叩くのは体罰?

魔の2歳児やイヤイヤ期など、2歳から3歳ころは自己主張が強くなり、言うことを聞いてくれない子どもに疲れてしまうママも少なくありません。イヤイヤ期の子どもへの接し方に悩むママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「イヤイヤ期の子どもにイライラしてお尻を叩いてしまうのは、体罰でしょうか」

もうすぐ3歳になる息子は2歳前から絵に描いたような反抗期で、「靴下はいて」などと声をかけたときや、シャツの色が気に入らないときなど、大人からするとどうでもいいことで「やだ」を連発します。私に余裕があるときは付き合ってあげますが、毎日だとさすがにイライラして、「3回言ったからね。もう一度同じことしたらお尻たたくよ」と言って、同じことをしたら本当にお尻をたたきます。これも体罰でしょうか。(40代・女性)

怒るのは逆効果、子どもに共感してあげて

大人にとってはどうでもよくても、子どもにとっては大切なこともあります。子どもの気持ちに寄り添って接するよう教えてくれました。

しつけのつもりでも、度を越えたら体罰や虐待になります。小さな子どものイヤイヤは自我の目覚めですから、嫌がることを無理にさせるのではなく、どうしてイヤなのか、何がしたいのか、お子さんの要求を聞いて、気持ちに共感してください。(精神科看護師)
色が気に入らないなどは、大人にはどうでもいいことですが、子どもにとっては大切な事と理解してあげてください。そして何で嫌なのか聞いてみるとよいでしょう。また「余裕があるときは付き合ってあげる」とありますが、時間に余裕がないためお母さんも焦ってイライラが増すのではないでしょうか。時間に余裕を持って対応してみてはいかがでしょうか。(一般内科看護師)
靴下が嫌なら「○君の好きな靴下を持ってきて」とお子さんに選ばせてください。シャツの色が気に入らないときも同じです。毎回同じものを選んでも、お子さんが好きな服を着させてください。歯磨きはお母さんも歯ブラシをもって、「ママと○君、どっちが上手に磨けるかな?」と、遊び感覚で行ってみてください。(精神科看護師)
どうしてもだめなときは、少し距離を置いて様子をみていいでしょう。自分から行ったとき、上手くできたときは、思い切り褒めてください。褒められることで自信がつき、またお母さんを喜ばせることをしようとします。イヤイヤ期は怒っても逆効果、成長過程の一部と考えて大らかな気持ちで付き合ってください。(精神科看護師)

部屋の隅で座らせて反省させる方法も

お尻を叩くこと以外の反省させる方法として、外国でのしつけ方法を教えてくれました。

個人的にはお尻を叩くことは体罰ではないと考えます。もしお尻を叩くことに抵抗があれば、外国で一般的に行われている、部屋の隅に年齢の数の時間(分)だけ座らせるという方法もあります(3歳なら3分間)。3分間お座りがすんだら何で座ったのか理由を尋ねます。最初は抵抗するかもしれませんが、この方法が上手くいくと後々、育児に手がかからなくなります。(一般内科看護師)

反抗する子どもを怒ることは逆効果です。どうしていやなのか、理由を聞いて共感してあげてください。イヤイヤ期は成長過程の一部と捉え、おおらかな気持ちで付き合ってあげましょう。


2016/03/10

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