子どもへの接し方

どこへ行っても抱っこをせがむ子どもを歩かせる方法は?

おうちや慣れた場所では自由に動き回るのに、知らない人が多いところではずっとママから離れない子。そんな我が子を抱っこをしすぎて腰を痛めたママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「抱っこをせがむ娘を歩かせるには?」

もうすぐ3歳になる娘がいます。発達に何の遅れもありませが、外出先ではいつも抱っこをせがみ、下りようとしません。公園に行っても抱っこ、遊びに行っても抱っこ。私も、初めてのところは怖いのだろうし、今しか抱っこできるときはないと思い、ほとんどの場合は要求に応えてあげるのですが、最近腰痛が悪化してきたので少し控えたいと思っています。どのように歩くことを促したらよいでしょうか。(40代・女性)

抱っこはママに甘えたいという意思表示

抱っこをせがむのは、生活環境の変化に対するストレスなどにより、ママに甘えたいことの意思表示といえます。

慣れない環境が怖いことに加え、抱っこをせがむことで、ママに構ってほしい、甘えたいという意思表示をしているのでしょう。恐らくパパに抱っこしてもらおうとしても「ママじゃなきゃイヤ」と言うでしょう。3歳くらいだと、下の子が生まれたり、保育園や幼稚園に通ったりと生活環境が変わる時期でもあり、ストレスや赤ちゃん返りで甘えてくる場合があります。ママができるだけ要求に応えて抱っこしているのは大変よいことです。(産科看護師)

抱っこをせがまれたときの対処法

抱っこをせがまれたら、時間を決めて抱っこした上で歩くことを誘導する、手をつないで歩くことを促す、腰が痛いことを言葉で伝えてみる、などを試してはどうでしょうか。

外出先で抱っこをせがまれたら「10だけ」と制限してゆっくり数を数え、最後の「10」でぎゅっと抱きしめて「終わり」と言ってみてください。それでもまた抱っこをせがんだら、もう一度同様にします。さらに要求するなら「ママと競争」と言って走り出し、少し距離を置いたところで手を広げて「ここまでおいで」と子どもを待ってください。ママ目がけて駆け寄ってきたら褒める、これを繰り返すことで歩く距離が伸びていくと思います。(産科看護師)
腰痛で抱っこできないときは、しゃがんだ状態で抱きしめて「ママと一緒に歩こう」と手をつなぎ、子どもの好きな歌を歌いながら歩いてみてください。抱っこではなく、ママとのコミュニケーションが大切だと思います。(産科看護師)
「ママは腰が痛いから歩いてくれるとありがたいんだけどな」と声をかけてはどうでしょうか。3歳なら少しは理解してくれるかもしれません。(一般内科看護師)

見守りながら、外の世界へ慣れさせて

乳児期に外遊びが少ないと外の世界へ馴染むのに時間がかかるかもしれませんが、あせらずに見守れば、徐々に慣れるでしょう。

性格は引っ込み思案ではないでしょうか。乳児期、積極的に外遊びはしていたでしょうか。乳児期に家へ閉じこもりがちだと、外の世界へ馴染むのに時間がかかるかもしれません。できるだけ外出する機会を増やし、徐々に外の世界にも慣れさせてあげて下さい。あせらなくてよいので、子どもの個性やペースを大切に、ゆっくり見守りましょう。幼稚園などで他の子どもと触れ合う機会が多くなれば、徐々に改善されると思います。(一般内科看護師)

抱っこをせがむのは、生活環境の変化などによりママへ甘えたいことの意思表示ですが、外の世界へ慣れさせることで徐々に馴染んでいくようです。長い時間抱っこができなくても、コミュニケーションを取りながら歩くことを誘導するとよいようです。


2016/03/11

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