育児ストレス

夫にも実家にも頼れない密室育児で余裕がありません

パパは仕事が忙しく、実家は遠いといった事情で、毎日子どもと2人きりの密室育児だと、イライラすることもあるでしょう。そんな生活の中で気持ちの余裕を持つにはどうすればよいかという悩みに、看護師さんたちはなんとアドバイスしているでしょうか。

ママからの質問:「密室育児がつらいです」

夫は朝早く出勤、夜遅く帰宅。お互いの実家は遠く、毎日母子の2人きりです。育児支援センターのイベントなど外出は積極的にしていますが、自分の体調が悪い時や家事が手放せない時に頼れる人がいません。出産を機に退職したため収入がなくなり一時保育やファミリーサポートなど有償の託児を利用するのも抵抗があります。後追いが始まった子どもにイライラして手をあげそうになります。どうすれば気持ちの余裕を持てるでしょうか。(30代・女性)

手抜きできることは手抜き、後回しにできることは後回しにしましょう

必要な時期に子どもに愛情を注ぐこと、そしてお母さんが必要な休息を取ることをまず優先するのがよいでしょう。その他の家事については頑張りすぎず、手抜きできることは手抜き、後回しでよいことは後回しにし、家族の協力を得て負担を軽減してください。

休める時はできるだけ横になって休むようにしてください。お子さんが寝ている間に家事をしようと思いがちですが、洗濯や掃除など、後回しにできる事は体調がいい時に行うようにし、買い物はご主人の休みの日にまとめ買いしたり、最近は、ネットで注文して、その日に宅配してくれるサービスもありますから、それらも利用してください。(産科看護師)
1人で何でも頑張ろうとせず、手抜きできることは手を抜いてください。また、やらなければならない事は優先順位を決めて、今日はこれをすると、無理のない計画をたててください。(産科看護師)
後追いは、お母さんを求めているのですから、拒否すると、お母さんから拒否されていると思い、甘えることを我慢してしまう場合があります。抱きしめて一緒に横になったり、どうしても家事をしなければならない時はおんぶしたり、ベビーチェアに座らせて、お母さんの目の届く位置で「もう少し待っててね」と話しかけながら行ってください。(産科看護師)

理解してくれる人に気持ちを打ち明けることが虐待防止につながります

イライラして子どもに手を上げそうになることがあると、自分でも心配になるものです。密室育児がつらいという気持ちをひとりで抱え込まず、信頼できる人に打ち明けることが、虐待防止につながります。

その気持ちを夫や両親に話したことはありますか。「気持ちを打ち明けたらなんと思われるだろうか」と思い、実際近くにいる人には相談していないのではないでしょうか。気持ちの余裕を持つには、まずは自分をさらけ出すことです。とくに核家族では育児の負担が分散できないのでストレスから虐待につながりやすいのです。ひとりで抱え込んではダメです。両親が遠いのであれば支援センターにも力になってもらいましょう。(看護師)

家事の負担を減らすため、できることは上手に手抜き・後回しにし、家族の協力を得るようにしましょう。できるときに身体を休めるようにし、つらい気持ちを抱え込まずに、理解してくれる人に打ち明けることが大切です。


2016/03/15

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