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2016/03/16

児童相談所、司法の関与強化へ。ツイッターでは懸念の声も

この記事の監修/執筆

ニュース編集部

児童相談所、司法の関与強化へ。ツイッターでは懸念の声も

厚労省専門委員会が司法関与の強化を提言

新たな子ども家庭福祉のあり方について議論する厚生労働省(厚労省)の専門委員会(委員長・松原康雄明治学院大教授)は3月10日、新たな子どもの家庭福祉体制の整備に関する提言をとりまとめました。厚労省は報告書に基づいて、今国会中に児童福祉法の改正案を提出すると見られています。

専門委は提言の中で、子どもの家庭福祉に対する司法関与の整備を訴えています。子どもへの虐待防止、安全確保のために児童相談所(児相)はこれまで家族の交流制限などを行ってきました。家族の権利を制限する判断を行政が行うことは、児相と権利を制限された親権者との対立構造を生み出しました。その結果、安全な家庭への復帰に向けた支援が円滑に行われない事態が発生していました。

こうした認識の下、提言は児相が下す行政処分の適切性・必要性の判断に関して、司法関与の強化を訴えています。そしてその具体策として、児童福祉司の専門性の確立に加えて、弁護士による法的サポート体制の確立を求めています。


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