花粉症

2016/03/22

花粉症の時期、子どもの外遊びを制限しても大丈夫?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

花粉症の時期、子どもの外遊びを制限しても大丈夫?

花粉症で重い症状に悩む子どもの様子は、見ているだけでも本当に辛くかわいそうです。花粉症のために日常の行動が制限されてしまうことを心配するママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「花粉症のため外遊びを制限することによる発育への影響は?」

我が子は花粉症による鼻水、鼻詰まりの症状がひどく、かわいそうなので、花粉が多く舞う時期は外遊びをあまりさせないようにしています。学校では体育があるので、全く運動しないわけではありません。しかし健康や身体の発達のためにも、外遊びはまだ大事な年齢です。春の花粉症の時期だけですが、運動させなくても大丈夫なのか、今後の体力や成長に影響がないか心配です。(30代・女性)

外遊びは大切、運動習慣が免疫力も向上させる

外遊びをする子どもは運動能力が高いという説があります。また花粉症を改善するためにも運動習慣は必要といわれていますが、症状が辛い時期に外遊びをさせるのはかわいそうだということも分かります。

統計では、体育の授業を受けるだけの子どもよりも、自由に外で遊ぶ子どものほうが運動能力が高いという説があります。また、残念ながら現代の子どもたちは昭和60年以降体力が低下の一途を辿っているそうです。身体は以前に比べて大きくなったにも関わらず、運動能力という点では低下しています。遊ぶ機会が減ってしまうということは、将来的に生活習慣病などの若年化を招いてしまうことが懸念されています。(皮膚科看護師)
花粉症を改善するには自律神経を整える必要があり、運動習慣があるほうが免疫が高まり症状が改善するという説もあります。しかし、辛い時期に外で遊ばせるのはかわいそうという気持ちもよく理解できます。何に重きを置くかでしょう。(皮膚科看護師)

花粉症の時期は無理な外出を避け、家でできる運動を取り入れて

症状が辛い時期は外へ出ることにこだわらず、家の中でできる運動を取り入れましょう。またお手伝いも運動になるので、手伝ってもらいましょう。

外で運動させたい気持ちは察しますが、花粉症の症状が出るなら外出はできるだけ控えた方がよいでしょう。子どもは全身を使うことが運動になるので、外へ出ることにこだわらず、家の中で楽しく過ごしてみてはいかがでしょうか。(産科看護師)
家の中でできる運動や体操を工夫してください。音楽に合わせて踊ったり、階段があればじゃんけんしながら上り下りしたり、少し離れた所からゴミ箱にゴミを放り投げるのも遊びながらの運動になります。ママの家事のお手伝いをしてもらうのも運動になるので、お皿を並べてもらったり、一緒に野菜を洗ったりしてもよいでしょう。(産科看護師)

子どもの成長にとって外遊びは大切ですし、花粉症を改善するためにも運動習慣は有効だそうです。しかし症状の辛い時期は無理に外出することにこだわらず、家の中でできる全身運動や家事のお手伝いを取り入れることも一案です。


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