子育て

2016/03/17

忘れずに大切にして欲しいことは、言葉で丁寧に伝えましょう!子どもへの「意識付け」

この記事の監修/執筆

チャイルド・ファミリーコンサルタント川合 良子

忘れずに大切にして欲しいことは、言葉で丁寧に伝えましょう!子どもへの「意識付け」

子どもの動機付けと一緒に取り組みたい「意識付け」

チャイルド・ファミリーコンサルタント(CFC)の川合良子です。
私は小3(9歳)の娘と小1(7歳)の息子がいます。

3月に入り、少しずつ春らしくなってきましたね。
入園・入学、進級を控え、春に向けて、親子で準備しておきたいな、と思うことをあれこれ考えて、
取り組んでみよう!と前向きになる季節かもしれません。
前回のコラムで、子どもをやる気にする「動機付け」のコツをお話しさせていただきました。
今回は、「動機付け」と一緒に取り組みたい「意識付け」についてです。

「意識付け」は、自分で進んで取り組む意識を育みます

日常生活の中で、「動機付け」をして、子どもたちがやる気になって前向きに取り組んだ後、
また同じようにやってほしいな、習慣にしてほしいな、ということはたくさんあります。
そんなとき、子育ての専門家として、チャイルド・ファミリーコンサルタント(CFC)がお勧めしているのが、「意識付け」をきちんとする、ということです。

「意識付け」とは、
「認めてあげたい、忘れずに大切にして欲しいことを、言葉で丁寧に伝えてあげること」です。

例えば、お子さんが“自分で進んで”「歯みがき」ができたとき、何と声をかけているでしょうか?
ついつい「すごい!」「できたね!」で終わっていませんか?

“自分で進んで”できるなんて、素晴らしいですよね。
子どもたちは無意識なので、そんなときこそ、ぜひ丁寧に「意識付け」をしてあげたいな、
と思います。

「意識付け」のコツは、
1.プロセスを具体的に伝える
2.気持ちを伝える
3.スタンスは特に丁寧に伝える
です。

例えば「歯みがき」が“自分から進んで”できたというときには、
「大きなお口をあけて磨けたね」(プロセス)、
「おねえさんになってママうれしいな」(ママの気持ち)、
「ママが言わなくても自分からできるなんて素敵だね」(スタンス)   という風に伝えます。
特に「自分で進んでできた」という取り組む姿勢、スタンスのところは丁寧に意識付けして
あげることがポイントです。

前向きな価値観を積み重ねていきましょう

無意識な子どもたちは、周りの大人が丁寧に言葉にしてあげることで、はじめてそれが
「素敵なことだ」と意識することができ、「またやってみよう!」という気持ちになり、再現性が
出てきます。

一方で、「できた」「できなかった」の声をかけられすぎると、子どもたちは評価ばかりが気になったり、「できたね」と評価してくれる人がいないとできなくなってしまったりするのですよね。

日常生活の他のシーンでは、例えば、お友だちに大好きなおやつをはんぶんこしてあげられたとき、集中してお絵描きできたときなどに、子どもたちは「優しさ」や「集中できたこと」「やりきれたこと」が
価値あることだということに気づいていません。

日頃から、「素敵だな」「認めてあげたいな」という様子を見かけたら、ぜひ丁寧に言葉にして
「意識付け」をしてあげて欲しいなと思います。
それを積み重ねていくことで、習慣になり、それがいつの間にかその子「らしさ」につながって
いくでしょう。

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