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2016/03/24

「隠れ待機児童」の存在。公表値の倍以上だった…!

この記事の監修/執筆

ニュース編集部

「隠れ待機児童」の存在。公表値の倍以上だった…!

厚労省が「隠れ待機児童」の存在を明言

塩崎恭久厚生労働相は3月18日衆議院厚生労働委員会で、「隠れ待機児童」が、2015年4月時点で少なくとも4万9000人いたことを明らかにしました。

「隠れ待機児童」とは、申し込みした認可保育施設に入園できなかったのに「待機児童」と認定されなかった児童の数のことを指します。

自治体が同時期に待機児童と認定したのは2万3167人ですので、その倍以上が待機児童として公表されないまま、待機していたことになります。

さらに増加する可能性も

内訳は「自治体が通えると判断した認可保育施設に入らなかった」児童が3万2106人、「東京都認証保育所など自治値が補助する認可外施設に入った」児童が1万7047人となっています。

今回の数値には「認可保育施設に入れず育児休業を延長した」ケースは含まれていないため、今後の定義の見直し次第では、待機児童の数はさらに増える可能性があります。

Twitter上の反応は・・・

CAPセンター・JAPAN(@CAPCENTERJAPAN)さんは、「隠れ」ていたのではなく、「隠されていた」と批判。

社会保障経済研究所代表の石川和男(政策アナリスト)(@kazuo_ishikawa)さんは、「もっと多いのでは」と数値を疑問視。

慶應義塾大学教授の金子勝(@masaru_kaneko)さんは、「公表されていない待機児童こそ問題」と指摘。

junk(@darth_junkim)さんは、「わがまま待機児童は救う必要はない」と「隠れ待機児童」の数を騒ぎ立てることを諫めています。

待機児童の解消策を検討する上で、待機児童の定義、正確な数の把握は必要不可欠です。自治体の意見を聞くと同時に、国民の声に耳を傾けて、早急に定義を見直すことが求められます。

参考サイト

衆議院インターネット審議中継


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