人見知り

2016/03/29

いろいろ体験させたいのに…子どもの人見知りにイライラ

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

いろいろ体験させたいのに…子どもの人見知りにイライラ

せっかく子どもにいろいろな出会いを体験させたいと考えて外に連れ出すのに、人見知りがひどく泣いてばかり。そんな状況にイライラしてしまうというママの悩みに対し、看護師さんたちのアドバイスとは。

ママからの質問:「子どもの人見知りに対し、感情的になってしまいます」

人見知りの激しい子で、家以外の場所に行ったり、可愛いねと人が近づいてくると大声で泣きます。相談しても、感情の豊かさであり個性なので大事にといわれます。分かっているのですが、外に出て色々な人との出会いを体験させたい私にとってはストレスで、イライラでいっぱいになります。無理強いをし過ぎなのでしょうか。かといって家でじっとしていると人見知りがどんどん酷くなる気がして私も気が滅入りそうです。(30代・女性)

人見知りも個性であり成長の証ととらえましょう

家とよそ、親と他人の区別がつくようになって初めて人見知りが始まります。成長の証ととらえてあげましょう。また、知らない人や環境に対して子どもも大きなストレスを感じることも理解してあげる必要があります。

人見知りは、興味があっても怖くて近づけない、親と離れる分離不安などが原因と考えられていますが、親と他人の区別ができるようになったという成長の証と思ってください。おっしゃるように、人見知りを克服するために色々な人と関わることは必要ですが、いきなり慣れない環境におかれたり、知らない人の中では、大人でも緊張します。(産科看護師)
お子さんはどんどん外に連れ出しましょう。人見知りはお子さんの個性としてとらえ受け止めるようにしましょう。その方がお母さんの精神衛生上よいと思います。またお子さんもお母さん以上にストレスを受けていること忘れないで下さい。(内科看護師)

まずはお母さんが楽しそうに会話して見せましょう

焦っていろいろな人とかかわらせるのではなく、少しずつ時間をかけて慣れてもらいましょう。お母さんが楽しそうに会話している姿を見せることから始めるとよいでしょう。

人が近づいてきたら、お子さんを抱いたままで、楽しそうに会話してください。お母さんが楽しそうにしていれば、大丈夫な人と判断します。慣れてきたら、手を握ってもらったり、足を触ってもらって、簡単なスキンシップから始めてください。また、同じ人と関わることで、お子さんも顔を覚えていきます。(産科看護師)
電車やバスの中で知らない人に声をかけられ、お子さんが泣いてしまった場合は「今、人見知りが激しくてすみません」と素直に言ってよいですし、お子さんが泣き止むためのおもちゃを準備しておいたり、違う方向を見せて、お子さんの気をそらしてもよいでしょう。(産科看護師)
外出して多くの人と触れ合って、いろいろ経験させてあげたいお母さんの気持ちは理解します。しかし、子どもにはその子のペースがありますので、場所に慣れるまでじっくり時間をかけることが大切です。(内科看護師)

人見知りは個性であり成長の証です。慣れない人や環境に対しては子どもも大きなストレスを感じます。まずはお母さんが楽しそうにしている姿を見せるところから始め、少しずつ慣れてもらうとよいでしょう。


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