マタニティブルー

産後2カ月、何事にもやる気が出ない…!

出産前後の急激な身体の変化に、心がついていけないママも少なくありません。産後、人が変わったようにやる気の出ない自分に不安を感じているママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「産後2カ月、やる気の出ない状態が続き、とても不安です」

産後2カ月が経過しましたが、何事にもやる気が出ない状態です。産後1カ月までは身体の痛みや悪露など肉体的な疲労があるので仕方ないと思っていました。しかし、今でも常に頭が働かないような感じがして、何かをするのが億劫になってしまいます。子どものお世話はなんとかできていますが、この状態が続いてしまうのではと、とても不安です。もともとアクティブな方だったのに、人が変わってしまったみたいです。(20代・女性)

産後2カ月で体調が戻るわけではない

個人差はありますが、産後2カ月経過しても体調が戻らない場合もあるそうです。

産後1カ月や2カ月で、ホルモンバランスが整ったり体調が戻るわけではありません。産後1カ月は安静が優先され、いつでも寝られる状態にしておくことが大切です。個人差がありますが、2カ月経過しても思うように動けない場合もあるでしょう。(産科・婦人科、精神科看護師)

産後うつに注意

ホルモンバランスの急激な変化は、産後うつの原因になると教えてくれました。

産後はホルモンの急激な変化からバランスが崩れ、マタニティブルーに陥りやすい傾向があります。通常、マタニティブルーは赤ちゃんのお世話に慣れてくれば数週間で改善しますが、2〜3週間しても気持ちが沈みこむようであれば、産後うつ病の可能性があります。(健康管理科看護師)

家事の分担やリフレッシュを

相談者の方は、疲労した心身の休息が必要なようです。そのためには家族の理解と協力が大切です。医療機関を受診すべき目安のアドバイスもありました。

赤ちゃんのこと以外は頑張らず、疲れたら横になって休むようにしてください。家事で後回しできるものは、家族に協力してもらったり体調のいいときに行うようにしましょう。産後にネガティブになることはホルモンの変化によるものだと、家族にも理解してもらってください。(産科・婦人科、精神科看護師)
身体を動かせるようでしたら、骨盤矯正のためにストレッチや体操を行って、徐々に身体を動かしてください。また短時間でいいので自分だけの時間を作って、好きな曲を聴くなど気分転換してください。自分を責めたり、一人で解決しようとせずに、検診のときに心療内科でカウンセリングを受けてもいいでしょう。(産科・婦人科、精神科看護師)
精神的に疲れている場合は、家族に少しの間、赤ちゃんのお世話を代わってもらいリフレッシュするといいでしょう。産後ヘルパーをお願いしたり地域の保健センターに相談したり、出産した医療機関で心療内科など紹介してもらうこともできます。家事や育児ができないなど症状が重い場合は、早めに医療機関を受診するようにしてください。心身の休養に努めることが重要です。(健康管理科看護師)

産後はホルモンバランスの急激な変化や育児疲れで、マタニティブルーに陥りやすい傾向があります。家事を家族に協力してもらうなどして心身を休め、リフレッシュするようにしてください。


2016/04/03

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)