卒乳

子供の卒乳…ちゃんとできるか心配です、看護師さん教えて!

子供にとってママのおっぱいは、母乳を吸うだけではなく、心の安らぎにもなっています。卒乳を考えているママの中には「うまく卒乳することができるかしら?」と、不安を抱えている人も、少なくないのではないでしょうか?

どうすれば卒乳を成功させることができるのか、また、卒乳後のおっぱいのケアについて、看護師さんからアドバイスをいただきました。

ママの悩み:「子供の卒乳を考えています。おっぱいが張って大変だという話をよく聞きますが…。」

お子さんの卒乳を考えておられる相談者ですが、卒乳すると、その後のおっぱいのケアが大変なのでは?と、心配しているようです。また、お子さんがスムーズに卒乳出来るかどうかについても、不安があるようですが…。

近々、子供の卒乳を考えています。卒乳する時「おっぱいがひどく張って、とても大変!」と、聞いたことがありますが、初めての経験なのでとても不安です。卒乳後は自分でおっぱいのケアができるのか、それともプロの手でおっぱいを絞ってもらった方がいいのか、また、どのように卒乳をしていけばいいのかもよく分からず、悩んでいます。

卒乳は、母子ともに心身のコンディションがいい状態の時に始めるのが理想的!

お子さんが自らおっぱいから離れていく自然な卒乳ではなく、ママの都合で卒乳しなければならない場合は、母子ともに精神的なストレスがかかってしまいます。卒乳はできるだけ、母子ともに心身のコンディションが整っている時期に始めることをお勧めします。

自然に子供から離れていく場合は比較的卒乳しやすいといわれていますが、お母さんの都合で卒乳する場合は、お子さんの様子をしっかり見てあげて、母子ともに心身のコンディションがよい時期を、選んでいただきたいです。(助産師、産科看護師)
おっぱいを吸うという行為は、子どもにとって心の安らぎになっています。いきなり卒乳するのではなく、卒乳を考えている時期の1ヶ月前ぐらいから、お子さんに「おっぱいとバイバイしようね」と、言い聞かせることから、始めて下さい。(助産師、産科看護師)
卒乳後しばらくの間は赤ちゃんはおっぱいを吸いたがるでしょうが、赤ちゃんの気を上手くそらしながら、少しずつ授乳の回数を減らして、卒乳にもっていくようにしましょう。(婦人科看護師)

乳腺炎の予防のために、おっぱいケアは必須!自分で上手くできない場合は、助産師さんに相談を!

卒乳後は、必要がなくなったおっぱいを、毎日少しずつ搾り出さなければなりません。このおっぱいのケアを怠ると、乳房がひどく張って、乳腺炎になってしまいます。

おっぱいのケアは自分でもできますが、もしも上手くできなかったり不安がある場合は、無理せず、助産師さんなどのプロに頼んで、ケアをしてもらいましょう。

よく出ている母乳をいきなり卒乳する場合は、作られた母乳を出さずに放っておくと、張りが強くなり乳腺炎になってしまうので、おっぱいケアをする必要があります。(婦人科看護師)
卒乳後は、やはりおっぱいは張りますが、母乳は赤ちゃんが吸う刺激で作られるので、授乳の回数が減ってくれば張りは徐々になくなり、最終的に母乳は出なくなります。(婦人科看護師)
卒乳後の乳房のケアについては、最初の1~2日は乳房が張って痛い部位を圧迫して、1日2回程度の搾乳をします。この際、全部絞りきらずに、痛みが軽くなる程度にとどめます。3日目は、しっかり乳房が軽くなるまで絞りますが、これで乳房の張りは、かなり楽になります。その後は「痛くなったら圧迫して軽く絞り、1週間後にまたしっかり絞る」を、1カ月、2カ月と繰り返していきます。(婦人科看護師)
乳房の張りが強いときは、体を温めすぎないように、入浴は、シャワーを軽く浴びる程度にして下さい。(助産師、産科看護師)
おっぱいが張ると、熱を持って辛いと思いますが、氷等で冷やすとしこりが出来やすくなり、乳腺炎を引き起こす原因になりますので、あまり冷やさない方がいいでしょう。(婦人科看護師)

卒乳は、母子ともに辛いかもしれませんが、中途半端にせずしっかりとやり切ることが大切です。そして、晴れて卒乳が成功した後は、おっぱいのケアを忘れないようにして下さいね!

もしも、自分では上手くケアができずに、張りが治まらない、などの症状があれば、早めに産科を受診するようにして下さい。


2014/07/10

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)