鼻水

2016/04/12

鼻水以外に症状がない場合、様子見で大丈夫?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

鼻水以外に症状がない場合、様子見で大丈夫?

小さな子どもの場合、風邪の鼻水などが原因で中耳炎を発症することもあります。鼻水と中耳炎の関係や、受診の目安に悩むママからの相談に看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「鼻水で受診したら様子見でと言われましたが、中耳炎が心配です」

1歳の子どもは、鼻水を垂らしていることが多いです。風邪なのかなと思って熱を測っても特に熱もなく、咳もしません。友達に「鼻水だけだとしても、中耳炎になる可能性も高いし病院に連れて行くべきだよ」と言われ、この前連れて行きました。とことが医師には「鼻水を垂らすのはこの時期よくあるものだから様子を見ましょう」と言われて、帰されてしまいました。鼻水だけの場合は、様子見で大丈夫なのでしょうか。(20代・女性)

鼻水が出るときは、小まめに取り除いて

鼻水がたまった状態が続くと、中耳炎や副鼻腔炎を起こしやすくなります。鼻水は小まめにとってあげましょう。その際の注意点もアドバイスしてくれました。

鼻水がたまった状態が続くと中耳炎や副鼻腔炎を起こしやすくなるので、こまめに鼻水をとってあげてください。お子さんが上手く鼻をかめなければ、綿棒やコットンなど柔らかい素材のもので鼻水をとってください。ティッシュですと、鼻の周りの皮膚を傷つけます。家庭用の吸引器で吸い取る場合は、説明書をよく読んで、鼻の中を傷つけないよう注意してください。耳鼻科で吸引指導も受けられます。(呼吸器科看護師)
鼻水が垂れているのなら止めようと考えてしまいがちですが、鼻水はそもそも細菌等が身体の中に入ってこないようにするための反応です。止めてしまったり、粘度が強くなると、中耳炎などの耳の病気になる可能性もあります。耳鼻科の医師も鼻水を出しやすくする薬を処方するか鼻を吸う処置をすると考えます。市販されている鼻水を大人がストローのようなもので吸ってあげる製品を活用してもいいかもしれません。(循環器内科看護師)

鼻水の様子次第では、受診して

鼻水の状態や鼻水以外の症状を観察するときのポイントと、受診すべき目安について教えてくれました。

鼻水が水のようなサラサラしたものでしたら、花粉症やアレルギーの可能性がありますから、部屋にホコリをためないようにし、空気清浄器で部屋の空気をきれいにしてください。黄色や緑色っぽいものでしたら、感染症の疑いがありますから、熱がなくても早めに病院に連れて行ってください。(呼吸器科看護師)
熱がなければ受診する必要がないのかについてですが、一概にはいえません。お子さんの活気や食欲がない、咳が出る、呼吸の際にヒューヒュー、ゼイゼイと音がするのであれば肺炎や喘息といった病気が潜んでいることもあります。 (循環器内科看護師)

中耳炎などを予防するために、鼻水が出ている場合は綿棒やコットン、市販の吸引機を使って鼻水を取り除いてあげましょう。黄色い鼻水が出る、元気がないなどの症状がある場合は、受診をご検討ください。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加