病院選び・救急車

2016/04/12

子どもの手術についてセカンドオピニオンは必要?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

子どもの手術についてセカンドオピニオンは必要?

重い病気を持つ子どもたちには、できるだけ最良の治療を受け治癒してほしいと願わずにはいられません。我が子の大きな手術を控え不安を抱えるママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているのでしょうか。

ママからの相談:「セカンドオピニオンを受けた方がよい?」

1歳2カ月の子どもは、生まれつき心臓に疾患があり、定期的に通院しています。1年程先に手術を受ける話があり、それまでに入院を伴う検査などをいろいろ受けなくてはなりません。周りからはセカンドオピニオンを受けたほうがよいと言われますが、通院しているのは全国でも有名な小児専門の病院で、不安はなく家からも近いので通いやすいです。下の子もいるので遠方になるといろいろと大変だと思いますが、どうしたらよいでしょうか。(30代・女性)

セカンドオピニオンを受ける意味

セカンドオピニオンは診断や治療法について悩んだときに受けるものですが、他院を受診することには金銭的・身体的な負担がかかります。いろいろな情報がありますが、子どもの健康を一番に考え、家族とよく話し合って最終的にママが決めてもよいでしょう。

セカンドオピニオンは、診断が適切なのか、治療法はそれが一番なのか判断に迷ったときに、患者さんや家族が受けるものです。セカンドオピニオンを受けて、方針が他の病院と同じであれば現在の病院で治療を続けることも可能です。セカンドオピニオンを受けてもよいと思いますが、金銭的な負担はもちろん、体力的にも負担はかかります。その病院まで足を運ぶ必要がありますし、遠方であれば通院する費用もかかります。(循環器内科看護師)
周りの方はどのような思いでセカンドオピニオンを勧めているのでしょうか。この病院でこの治療を受けたら確実に治るという信憑性のあるもので、ママもチャレンジしたいと思うのでしたら、受けてもよいと思います。最近はいろいろな情報が溢れているため、それに惑わされる方も多くいます。子どもの健康が一番大切なことですから、周りの意見に惑わされず、納得がいくよう家族とよく話し合って、最終的にママが決めてよいと思います。(産科看護師)

信頼性と利便性から考えると病院を変えなくてもよいのでは

手術前後を含めて何度も通院することを考えると、現在通院している病院が信頼でき、利便性が高いのであれば、変えなくてもよいのではないでしょうか。治療方針について分からないことは、インフォームドコンセントを活用するよいでしょう。

具体的な疾患状況が分かりませんが、心臓の疾患なので手術は簡単なものではないと思います。手術をするにあたっては、事前の検査のために何度も通院しなければならず、術後に退院しても、定期的に検査を受ける必要があります。現在通院している病院について、ママが信頼でき通院に便利な所なら、無理に病院を変える必要はないと思います。(産科看護師)
ママが治療方針について分からないことがあるなら、かかりつけの病院の医師または看護師にその思いを伝えてみてはいかがでしょうか。インフォームドコンセントといいますが、患者さん及びその家族が納得して治療を受けることは大切です。(循環器内科看護師)

セカンドオピニオンは診断や治療法について悩んだときに受けるものですが、現在通院している病院が信頼でき利便性も高いのであれば、病院を変えなくてもよいのではないでしょうか。インフォームドコンセントを活用し治療方針について納得いくまで話を聞いてみてください。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加