頭のケガ

2016/04/13

よく転び頭や顔にけがをする娘…後遺症がないか心配

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

よく転び頭や顔にけがをする娘…後遺症がないか心配

幼い子どもの頭は身体に対して大きく重いので、動きが活発になってくると転ぶことも多くなります。よく転ぶ我が子の頭部のけがを心配するママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「頭部のけがの後遺症が心配です」

1歳5カ月の娘は活発で、家の中や外を問わずどこでも遊びまわります。まだ頭が重いせいか、転んではよく頭や顔をけがします。たんこぶはすぐに冷やしていますが、頭を強く打つことによる脳への影響や、顔に傷跡が残ることが心配です。転んでけがをした時、泣けば大丈夫、ぐったりしたり嘔吐したら病院へとよく言われますが、脳への影響や傷跡に関する心配へはどう対処すればよいでしょうか。(30代・女性)

頭を打ったときの対処法と脳への影響について

転んで頭を打つ程度で脳に障害が残ることはありませんが、もし強く打ったときは、様子に変化がないか観察し、症状があればすぐに受診しましょう。元気にしていても、もし心配なら受診して検査を受けるとよいでしょう。

頭は固い骨で保護されているので、転んで頭を打つ程度で障害が残ることはありません。事故などで瞬時に強い衝撃がかかれば、脳出血を起こす可能性がありますが、遊んで頭を打つくらいなら心配はないと思います。もし頭を強く打った時は、ぼんやりした様子はないか、悪心や嘔吐はないか確認してください。特に頭を強く打った後6時間は注意して観察し、様子がおかしいときはすぐに受診して下さい。(一般内科看護師)
頭をぶつけても、すぐに泣きだし、痛みが治まってケロッとしている場合は心配ありません。たんこぶができたら、保冷剤や冷たいタオルで冷やしましょう。元気にしていれば脳への影響はありませんが、心配ならレントゲンやCTを撮ってもらうとよいでしょう。家の中ではテーブルやタンスの角をスポンジなどで保護したり、床にスポンジ製のマットを敷いたりして、転んでもけがをしない工夫をしてください。(産科看護師)

顔をけがしたときの対処法と傷跡について

傷の程度に応じて適切に対処しましょう。子どもは新陳代謝が早いので傷跡も早く回復しますが、顔の傷が気になるときは皮膚科や形成外科で相談するとよいでしょう。

出血している場合は、タオルやガーゼでしばらく圧迫して止血してください。ティッシュだと傷口に付着しやすいので、タオルなどがよいでしょう。5分以上圧迫しても止血しない場合は、できるだけ身体を動かさないように静かに抱きかかえて病院へ連れて行ってください。 (産科看護師)
顔の傷跡が残るかどうかは、傷の度合いによります。子どもは新陳代謝がよいので顔にできた傷も比較的早めに回復します。数カ月残っている傷も、時間の経過とともに薄れていきます。これからもっと活発になるので心配は尽きないでしょうが、今後、顔に気になる傷ができた場合は早めに皮膚科に相談するのもよいかもしれません。(一般内科看護師)

転んで頭を打つ程度なら脳に障害が残ることはありませんが、強く打ったときは数時間以内の様子によって受診を決めた方がよい場合もあるようです。顔の傷は、子どもなら早く回復し薄れていきますが、気になるなら早めに皮膚科で相談することも一案です。


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