薬(処方薬・市販薬)

2014/11/11

長年鎮痛剤を服用。妊娠の際赤ちゃんに影響はない?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

長年鎮痛剤を服用。妊娠の際赤ちゃんに影響はない?

日頃から頭痛がひどく、鎮痛剤を長年にわたり服用してきたという相談者の方ですが、結婚が決まり、赤ちゃんができた時に影響がないかと心配しています。市販されている鎮痛剤の服用について、看護師さんたちにお話を伺いました。

鎮痛剤についての相談:「頭痛で鎮痛剤を長年服用してきました。妊娠した際に問題はない?」

現在30才でこの度結婚が決まりましたが、私は子供の頃から頭痛がひどく、市販の鎮痛剤を服用しています。将来的に子供がほしいと思っていますが、長年鎮痛剤を使っていたことで何か影響があるのではないかと心配です。鎮痛剤は市販のもので用法用量は守っていますが、用量ギリギリまで服薬しているので、妊娠した時に子供への影響はもちろん、母体への負担がないかとても気になります。(30代・女性)

用法用量を守っているのなら、特に問題はないでしょう

一般的な鎮痛剤などは、身体の中に蓄積する薬ではないので、用法用量を守って飲んでいるのなら問題はないだろうと、看護師さんたちは説明しています。

鎮痛剤は、用法用量を守って服用されていたのであれば、特に影響はないと思います。最近の市販されている解熱・鎮痛剤は、妊娠中でも3日程の短期間であれば、服用しても問題ないと言われているようです。(産科看護師)
妊娠前に飲んでいた薬が、その後の妊娠や胎児に影響することはまずないでしょう。ほとんどの薬は1~2日で体内から排泄され、身体に残ることがないからです。これは、市販されている風邪薬や鎮痛薬にも言えることです。(小児科看護師)

頭痛について、一度病院で診察してもらうとよいかも

鎮痛剤を長期にわたり服用すると、副作用などの心配も少なからずあるようです。お子さんができる前に、一度病院で診てもらうのもよいのではないでしょうか。

鎮痛剤の長期服用は、元気になろうとする本来の自然治癒力を低下させたり、出血しやすくあざができやすかったり、出血すると止まりにくいなどの副作用が出ることもあります。頭痛がおきたら、安静にしたり頭を冷やしたり気分転換をするなどして、薬を使わない方法を考えてみてはいかがでしょうか。(産科看護師)
今まで市販薬を長く飲まれていたということですが、鎮痛剤は胃に負担がかかるため、病院では胃薬と共に処方されることが多い薬です。経済的なことも含め、病院で症状に合った薬を処方してもらった方が安心かもしれません。頭痛にも種類があり、タイプによって治療法や対処法が変わってくることもあるので、一度、頭痛外来などのある病院を受診されてはいかがでしょうか。(小児科看護師)

妊娠以前に服用していた鎮痛剤については、身体に残る薬ではないので、それ程心配はいらないようです。しかし、今後赤ちゃんができた場合のことを考えて、一度頭痛についてきちんと診察を受けておいた方がよいかもしれませんね。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加