高齢出産

2016/04/22

37歳だと高齢出産になる?高齢出産のリスクを教えて!

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37歳だと高齢出産になる?高齢出産のリスクを教えて!

高齢出産には、さまざまなリスクが伴います。高齢出産がもたらす母子へのリスクに関する相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「37歳で出産した子どもに病気がないか心配です。高齢出産のリスクを教えてください」

今年、37歳で長男を出産しましたが、高齢出産になるのでしょうか?幸い長男には病気など見つかっていませんが、今後何か症状が出る可能性はあるのでしょうか。また、2人目を検討しているのですが、母子に対してどのようなリスクがありますか。またそのリスクの高さは1年後と3年後では、どのくらい変わってきますか。(30代・女性)

高齢出産の定義は、35歳以上の初産婦

高齢出産の定義とリスクについて説明してくれました。中には、自分の心がけで下げられるリスクもあるそうです。

35歳以上の初産婦を高齢出産と定義しています。30歳を過ぎると、卵巣機能が低下し、妊娠しにくかったり、流産しやすかったりとリスクが高まります。さらに30代後半、40代になると、妊娠の確率は急激に低下します。流産の確率も30代では20%程度、40代では倍の40%になると言われ、40代では妊娠高血圧症の合併症を起こしやすくなります。(産科・婦人科看護師)
高齢出産になるとダウン症など障害児のリスクも高まります。ダウン症の発症率は、20代で1000人に1人、30代で1000人に2~3人、40代では100人に1人と、年齢を重ねるにつれ発症率が高まります。40代でも元気な赤ちゃんを無事に出産した方もいますが、各種リスクを考えると少しでも若いうちに出産された方がいいでしょう。(産科・婦人科看護師)
リスクの高さですが、先天異常で例えれば、現在37歳なら2.02%、3年後の40歳になると2.38%に上がります。ダウン症候群など染色体の異常による胎児への影響は防ぐことができませんが、高齢出産だから必ずしも先天異常が起こるのではなく、確率が高くなるだけです。 妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病は、日常の食事や健康管理に気をつけていれば防ぐことはできます。(健康管理科看護師)

子どもは健診で問題なければ大丈夫

お子さんに関しては、定期健診で問題を指摘されず、段階にあった成長をしていれば心配ないようです。

心配されているご長男の病気ですが、健康診断で何の異常もなく、行動や言葉が成長段階にあっているなら心配する必要はないと考えます。(健康管理科看護師)
息子さんにこれから障害がでてくるかは分かりませんが、高齢出産でなくても成長の過程で障害が見つかる場合もありますから、定期健診は受けるようにしましょう。周りの子と違うなと思う行動が見られれば、早めに保健師に相談したり病院を受診してください。(産科・婦人科看護師)

高齢出産の定義は35歳以上の初産婦です。年齢を重ねるごとにリスクは高くなるので、リスクを少しでも下げたいと考えるのであれば、出産はできれば早めに検討したほうがいいとのことでした。また、高齢出産であっても先天異常は必ず起こるわけではなく、健診などで指摘されなければ心配ないそうです。


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