産み分け

2016/04/27

どちらを優先する?不妊治療か産み分けか

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

どちらを優先する?不妊治療か産み分けか

昔は生まれてくるまでわからなかった赤ちゃんの性別。今では妊娠中に性別が判明し、妊娠前に産み分けをするという人も。不妊治療で1人目を授かったというお母さん、次は産み分けを希望する場合、どんな点に注意すればよいのでしょうか。

ママからの相談:「次は男の子希望です」

1人目は女の子です。私は女の子が欲しかったのでうれしいのですが、主人は男の子も欲しいようです。不妊外来に通いタイミング療法で3年かけて妊娠したこともあり、産むならあと1人が限界です。男の子を希望する場合に気をつけることはありますか。食事なども関係するなら早めに取り組みたいと考えています。(30代・女性)

男の子を希望するなら

2人目は男の子を希望するという相談者さん。男の子を希望する場合に、現在病院などで行われている産み分け方法の基本を、専門家の方々にうかがってみました。

人間の性別は染色体の組み合わせで決まります。卵子はX染色体なので、精子の染色体がXかYで女の子か男の子かが決まります。Yの染色体をもつ精子は、アルカリ性で活発に動き、寿命が短いという特徴があります。産み分けにはこれらの特徴を利用して、排卵日とのタイミングをみて性行を行う方法や、ゼリーなどを用いて膣内のphをアルカリ性、または酸性に近づけるなどの方法があります。(婦人科看護師)
男の子を作るY精子はアルカリ性に強いといわれています。膣の中の酸性度、アルカリ度は性行為のオーガズムや排卵日とのタイミングで変わるため、これらの条件を整えることで産み分けしやすくなるといわれています。(医師)
男の子を希望の場合は、排卵日に合わせて女性が満足するような性行為を行うこと。あわせて、膣内をアルカリ性に保つためのグリーンゼリーを使用するとよいでしょう。また、妊娠2カ月前からリンカル(リン酸カルシウム)を服用することで、80から90%の確率で産み分けができるというデータがあります。グリーンゼリーもリンカルもインターネットなどで入手することが可能です。(医師)
排卵日になると膣内はY染色体の活動しやすいアルカリ性になります。さらに女性が満足する性行為をするとアルカリ性の粘液が分泌されるので、排卵当日に、女性が満足する性行為を行えば、男の子の可能性が高まるといわれています。排卵日を確定するには、基礎体温や排卵検査薬でチェックするとより確実です。(婦人科看護師)

産み分けは妊娠率を下げてしまうことも

100%といえる方法は存在しないようですが、さまざまな方法を組み合わせるとかなり高い確率で産み分けができる可能性がありそうです。ただし、妊娠しにくい方の場合は注意点もあるようです。

不妊治療を行っていたのであれば、2人目の出産は産み分けを優先するのか、妊娠を優先するのかきちんと話し合っておきましょう。産み分けを優先すると性交の回数が制限されることもあり、ある程度、妊娠率を下げてしまうといえるからです。それでも産み分けを優先するのかどうか、ご主人ともよく話し合いましょう。(内科医師)
産み分けをしても100%の確率ではありませんし、不妊治療をされている方は、妊娠の確率が下がるため、産み分け法は好ましくないとされています。産み分け法を行うか、主治医やご主人とよく話し合って検討してください。(婦人科看護師)

治療の末、やっとのことで授かった赤ちゃん。1人目が女の子なら、次は男の子が欲しいなと思うのは自然なことですが、産み分けに夢中になると、妊娠率を下げることにもつながる点には注意が必要といえそうです。


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