切迫早産

2016/04/28

切迫早産や流産って、繰り返すものなの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

切迫早産や流産って、繰り返すものなの?

妊娠による体調不良で仕事や仲間に迷惑をかけるのではと、不安に感じながら働くママは少なくありません。切迫早流産の予防に関する相談に、お医者さんや看護師さんはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「切迫早流産を繰り返したくありません。予防法があれば教えてください」

フルタイムで働きながら1人目を出産しました。多忙な仕事のストレスのせいか、1人目の時は切迫流産と切迫早産のため自宅安静となってしまい、会社に迷惑をかけてしまいました。2人目を希望していますが、切迫流産・早産をまた繰り返すのではないかと心配です。仕事は辞めることができない状況なので、もし繰り返しやすいのであればその予防法も教えてください。(30代・女性)

2人目以降も同じではないが、注意は必要

早産や流産の理由は様々であるため、必ずしも次の妊娠で切迫早流産が起こるわけではありません。ただし、繰り返す可能性はあるため注意が必要なようです。

流産や早産の原因はいろいろなものがあるため、必ずしも2人目以降も同じというわけではありません。(産科、婦人科看護師)
1人目で切迫早産になった方は、2人目以降の妊娠でも切迫早産になる可能性が高いと言われるため、注意が必要です。まずは前回の切迫流産・切迫早産の原因をかかりつけの産婦人科で確認、相談することをおすすめします。また妊娠した際には、こまめに健診を受けて、早めに切迫流産・切迫早産の兆候を見つけて治療や指導を受ける必要があります。(医師)

切迫早産の原因によっては治療も可能

切迫早産の原因によっては予防や治療も可能であり、その方法についても教えてくれました。

切迫早産にはいくつかの原因があり、その原因によっては予防や治療が可能なものもあります。子宮収縮を抑える薬の投与の他に、子宮内の細菌感染があれば抗生物質を使用したり、子宮口が開きやすい体質(子宮頚管無力症)が原因であれば、頚管を手術的に縛る子宮頚管縫縮術が適応になることもあります。(医師)

日常生活に注意し、周囲の協力を得て

早産や流産の予防のため注意すべきことをアドバイスしてくれました。自身の体調を優先して、周囲の協力を得られるよう相談してみましょう。

妊娠初期の流産の場合、染色体異常など胎児側の問題ですから、お母さんが努力しても防ぐことはできません。一般的な流産、早産の予防として、できれば立ち仕事は控え、お腹が張ったり、出血があったり、疲れたと思うときは、すぐに横になって安静にしてください。下半身を冷やさないようにして、重い物を持ち上げたり、中腰での作業、同じ姿勢で長時間の作業など、腰に負担をかけることは極力、避けてください。(産科、婦人科看護師)
仕事を辞めることができないのでしたら、早めに妊娠していることを伝え、軽い作業にしてもらったり、勤務時間を短くしてもらったり、周りの方にも協力してもらってください。会社に迷惑をかけるからと無理すると、かけがえのない命が危険にさらされます。お子さん、お母さんの体調を優先に考えてください。(産科、婦人科看護師)

切迫早産や流産は、原因によっては繰り返す可能性もあるようです。小まめに検診を受けたり、下半身を冷やさないようにするなどの予防策をとるようにしましょう。周囲には早めに妊娠を伝え、協力をあおぐことも大切です。


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