二人目出産

2人目以降の出産時間について教えて!

一般的に出産を経験した経産婦の場合、2回目以降の分娩の所要時間は短くなるといわれています。初めての出産が大変辛いものだったため、2人目の妊娠をためらっているママからの出産時間に関する相談に、お医者さんや看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「出産間隔が4年ほど空くと、初産と同じくらい時間がかかるって本当でしょうか」

1人目を出産したとき、なかなか子宮口が全開にならず入院してから出産するまでに23時間かかりました。2人目は陣痛がおきてから短時間で出産する事が多いそうですが、出産から4年ほど空くと初産と同じ位時間がかかると聞きました。本当にそうなのでしょうか。1人目の出産がとても辛かったため、情けないですが、もう一度あの痛さを1からと思うと2人目を諦めてしまいそうです。(30代・女性)

経産婦は分娩時間が短くなる傾向に

初産が自然分娩だった場合、2回目以降の出産は分娩時間が短くなる傾向にあるようです。ただし、出産には様々な要素が関わるため予測はできません。

一般的に初産が自然分娩だった場合、2人目以降は骨盤が開きやすくなっているため、比較的短い時間で、安産と言われています。しかし分娩には個人差があり、そのときのお母さんの状態や、胎児の位置などにも影響されます。1人目が難産でも2人目は安産の場合もありますし、逆の場合もあるのです。(産科、婦人科看護師)
初産から時間が経過していれば骨盤が元に戻って硬くなっている場合もありますから、2人目でも難産になる可能性はあります。また、1人目が自然分娩でも次は帝王切開になる場合もあります。その時の妊娠経過や赤ちゃんの状態で判断されるので、今から難産になると考えなくてもいいでしょう。(産科、婦人科看護師)
初産婦の出産時間の平均がおよそ12〜15時間であるのに対し、経産婦の出産時間は平均して5〜7.5時間というデータがあり、一度出産した妊婦さんの出産時間が、初めてのお産より短くなる傾向にあることは確かです。ただ、子宮口は広がりやすくなっても、胎児の大きさ、産道の広がりやすさ、子宮収縮の強さなど様々な要素が絡むため、必ずしも初産時の半分の時間で出産できるとは限らず、予測はできません。(麻酔科医師)

無痛分娩の選択も

陣痛のために出産をためらっているのなら、麻酔を利用した無痛分娩という選択もあります。

陣痛が辛くて出産をためらわれるようでしたら、無痛分娩を行える産院を探すことをおすすめします。背中に細いカテーテルを入れて麻酔薬を投与する、硬膜外麻酔といわれる局部麻酔であれば、赤ちゃんに影響を与えることはありませんし、長時間の陣痛によるお母さんの体力消耗も防ぐことができます。(麻酔科医師)

経産婦の場合、初産と比べて分娩時間が短くなる傾向にあります。ただし、出産には様々な要素が関わるため、時間を予測することはできないようです。陣痛の辛さのために出産をためらうようでしたら、麻酔を使用した無痛分娩という選択もご検討ください。


2016/04/28

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