胎児の大きさ

37週で3000g、胎児をこれ以上大きくさせない方法は?

おなかの赤ちゃんがすくすく育つのはうれしいことですが、あまり大きくなってしまうと産むときに大変といわれます。赤ちゃんがすでに3000gあるため、これ以上大きくしたくないという相談に対し、専門家の皆さんのアドバイスとは。

プレママからの相談:「赤ちゃんの体重について」

現在38週です。前回37週の妊婦健診で赤ちゃんの推定体重が3000gでした。あまり大きい子だと産むのが大変だと知り合いから聞き、できればこれ以上大きくしたくありません。この時期の赤ちゃんは糖分を栄養にしているとインターネットで見たのですが、炭水化物やお菓子を控えれば赤ちゃんの体重にも影響があるのでしょうか。まだ子宮口も開いておらず産まれそうもないので何かできることがあれば取り組みたいです。(30代・女性)

現段階での食事制限は赤ちゃんの体重に影響しません

食事制限によって赤ちゃんの体重を調節するべきではないというアドバイスです。調節はできないうえ、必要な栄養素が減る可能性もあります。

いつ産まれてもいい状況ですし、赤ちゃんも正常に育っているようですから、現在の段階で栄養にこだわる必要はないと思います。予定日まであと2週間ですから、今の段階でカロリーを控えても赤ちゃんの体重には影響ないと思います。(産科看護師)
検診での推測体重と実際の体重に差があることはよくあります。ですので、医師から特に注意がなければ無理に赤ちゃんの体重を調節するようなことはやめましょう。医学的に問題になる巨大児は4000g以上です。いわゆる難産は赤ちゃんの大きさだけでなく、お母さんの体格や骨盤の形、子宮の収縮の強さなどいろいろな要素で決まります。(内科医師)
お母さんが食事制限をしても、赤ちゃんの体重が減ることはありません。何かを制限するような食事制限はかえって赤ちゃんが必要な栄養素が減ってしまうかもしれないのでやめましょう。(内科医師)

運動を増やして陣痛促進とママの体重調整を

安産のためには、この時期に赤ちゃんの成長を抑制しようとするのではなく、ママの体重コントロールが重要です。いつ産まれてもよい状態ですので、運動を増やすことで陣痛を起こすことにもなります。

医師からも勧められていると思いますが、散歩や運動の時間を長くしたり、家事の量を増やして、なるべく体を動かすようにしてください。座る時は胡坐をかいたり、四つん這いで床拭きをしたり、スクワットや開脚を行って、股関節を柔らかくしてください。いつ陣痛が起こってもいいように、運動するときは家の中や近所で、携帯や保険証、母子手帳は持参してください。(産科看護師)
これからはお母さんが体重を増やさないように気をつける時期です。産道に脂肪がたくさんつくと、赤ちゃんが通りにくくなります。食事はバランスよく、さらに1日30分程度を目安にウォーキングを取り入れましょう。(内科医師)

赤ちゃんの体重を調節しようとする試みはやめましょう。現段階では効果もないうえ、栄養不足につながります。むしろママの体重を増やさないよう、運動量を増やして陣痛を促すようにしましょう。


2016/05/01

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