臨月

臨月になっても胎動が激しいのは大丈夫なの?

一般的に、臨月になると胎動が減るといわれています。臨月になったのに胎動が激しく、大丈夫なのだろうか、出産が遅れるのだろうか、と心配している妊婦さんに対し、専門家の皆さんはなんと答えているでしょうか。

プレママからの相談:「臨月に入っても胎動が激しいです」

現在38週です。臨月に入ると胎動が減ってくるそうなのですが、未だに胎動が激しく、寝ている時も胎動で目が醒めるほどです。肋骨を蹴られるのも痛くて脇腹を蹴られた時にはお腹が破れるんじゃないかと思うほどグッときます。最近は昼間もかなり動きを感じられて、歩いていても胎動の痛さで立ち止まってしまいます。胎動が激しいうちは出産はまだ先になりますか。予定日まであと2週間ほどありますが、なんの前兆もなく不安です。(30代・女性)

個人差があるため心配せずに胎動を楽しんで

胎動には個人差があり、一般的にいわれていることがすべての人に当てはまるわけではないようです。心配せず、胎動を感じられる残り少ない時間を楽しんでください。

一般的に出産が近づくと、赤ちゃんの頭が骨盤の中におさまるため、胃のあたりがすっきりするとか、胎動が少なくなるといわれています。しかし、胎動の感じ方には個人差がありますから、出産直前まで胎動を感じる方もいらっしゃいます。ですから、胎動があるからといって出産が遅くなるわけではありません。それだけ元気なお子さんかと思います。(産科看護師)
胎動は赤ちゃんが元気で起きているときに感じられます。赤ちゃんは20分寝て20分起きているという周期が平均的です。この周期には個人差がありますが、胎動はあっても20分程度で一旦収まるはずです。また、胎動は基本的に赤ちゃんに栄養が十分あって、元気なときにしか感じられないので、赤ちゃんが苦しがっているのではと心配する必要はありません。むしろあと少ししか胎動を感じられる期間はないので、その感覚を楽しみましょう。(内科医師)
育児書には出産が近づくと胎動が減ると書いてあるものもありますが、実際にはその通りでないことがよくあります。出産中まで胎動を感じた人もいるので、元気な赤ちゃんと出会うのを楽しみにして待ちましょう。(内科医師)

生まれやすいように運動量を増やしましょう

いつ生まれてもよい時期になっているため、運動量を増やして陣痛を誘発するよう心がけましょう。

予定日まで2週間とのこと、いつ産まれてもよい状況ですから、日頃の運動量を増やしたり、積極的に家事をするなど、なるべく体を動かすようにしてください。骨盤を柔らかくするために、スクワットをしたり、四つん這いで床拭きをしてもいいでしょう。座るときは胡坐をかいて、股関節が開きやすいようにしてください。(産科看護師)
通常はお腹が張ったら、運動を止めて休む方がいいのですが、陣痛を誘発させるために、多少お腹が張っても運動を続けてもかまいません。その場合は、万が一を考え、家の近所で運動したり、携帯電話や保険証、母子手帳は持ち歩くようにしてください。(産科看護師)

臨月になると胎動が減るとはいわれているものの、個人差があるため心配する必要はありません。陣痛を起こりやすくするために運動量を増やすとよいでしょう。


2016/05/02

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