子宮口

37週、子宮口が全然開いていない…何かよい対策は?

37週になるとすでに子宮口が開いている人もいるのに、自分はまだ全然開いていないといわれ心配している妊婦さんからの相談です。陣痛促進剤を使いたくないという気持ちもあり、子宮口を開く方法について知りたいという悩みに対し、専門家の皆さんのアドバイスとは。

プレママからの相談:「子宮口がまだ開かないのは大丈夫でしょうか」

前回37週の妊婦健診の時に子宮口が全然開いていないから出産はまだ先と言われました。インターネットを見ると37週から既に何センチか開いてる人が多く不安に思っています。初産は遅れやすいといいますし、実際友人も出産が遅れて陣痛促進剤を使用しました。なるべく促進剤を使用したくないのですが、何か子宮口を開くような対策はありますか。スクワットや散歩はほぼ毎日行っていますが、まだ前駆陣痛やおしるしもありません。(30代・女性)

骨盤の筋肉を使う運動を増やしましょう

ウォーキングやスクワットなど、骨盤の筋肉を使う運動を積極的に行いましょう。赤ちゃんに話しかけるのもよいようです。

子宮口を柔らかくして出産をスムーズに進めるために勧められているのはウォーキングやスクワット、階段の上り下りなど骨盤の筋肉を使う運動です。また体を冷やさないようにすることは骨盤の血流を良くして筋肉を柔らかくすることができます。(内科医師)
通常、お腹が張ってきたら無理せず休む必要がありますが、出産日が近づき、陣痛を起こさせるためでしたら、多少お腹が張っても運動を続けてよいでしょう。ただし、本格的な陣痛が始まる場合がありますから、運動するなら自宅の近所で、家族や病院にすぐ連絡できるよう、携帯電話を持参し、母子手帳や保険証も持参してください。(産科看護師)
お腹の赤ちゃんはすでに外の音が聞こえていますから「いつでも産まれてきていいよ」と、話しかけるのもよいと思います。(産科看護師)

促進剤を使わないとこだわらずに

陣痛促進剤について平衡の取れた考え方をするようにというアドバイスもありました。使用したくないということにこだわると、安全な出産の選択肢をひとつ潰してしまうことになります。

促進剤を使いたくない理由はどうしてでしょうか。多くの人は自然に産みたいからだと答えます。それでは子宮口を開くような対策をすることは自然でしょうか?今では赤ちゃんが安全に生まれることが当たり前に感じますが、それは促進剤の使用も含めて医学が進歩したためです。(内科医師)
促進剤も理由があって使われるものなので使用に当たっては説明があるはずです。最終的にはお母さんが決断するものですが、きちんと状況を把握し、最善と思われる後悔の無い方法を選びましょう。促進剤は使わないとただ決めつけてしまっては、一つの治療の選択肢を失ってしまうことになります。(内科医師)

子宮口を開きやすくするには、骨盤の筋肉を使う運動を積極的に行いましょう。陣痛促進剤を使いたくないというこだわりは、安全な出産のための選択肢をひとつ減らしてしまいます。選択肢を広げて考えてみてはいかがでしょうか。


2016/05/02

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