胎児の大きさ

妊婦健診で赤ちゃんが小さめだと指摘され、成長が心配

まだ見ぬ我が子の様子を知ることができる妊婦健診は、期待感と同時に不安感が増す瞬間でもあります。健診で掛けられた言葉に心配を募らせる妊婦さんに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

妊婦さんからの相談:「お腹の赤ちゃんが小さめで心配です」

妊娠26週の健診で、赤ちゃんの身長と体重が小さめだと言われました。基準の範囲内で小さめということなので気にしなくてもよいと言われましたが、やはり気になってしまいます。初期の頃は標準だったので、成長が遅くなってきているということでしょうか。このまま順調に大きくなってくれるか心配です。両親の体格によっても成長の差があるのでしょうか。私が小柄なので、赤ちゃんも小さめなのかなと思ってしまいます。(30代・女性)

基準範囲なら心配せず、妊娠後期の成長を見守って

この時期の赤ちゃんの発育には個人差があり、計測による誤差もあり得ます。基準範囲内の体格なら心配ないでしょう。妊娠後期になれば赤ちゃんはどんどん成長していきます。

基準範囲内なら心配ないでしょう。まだ26週目なのでこれから大きくなる可能性は十分にあります。最近の画像による診断技術は発達していますが、身長や体重はあくまでも画像によるものなので、実際の体格とは誤差がある場合があり、目安と考えてください。子どもの体格は両親の体質を遺伝することがありますが、小柄な両親から生まれても、成長とともに両親より大きくなる場合もあるので、現段階で小さめと決めなくてよいでしょう。(産科看護師)
26週目頃の赤ちゃんは身長が約36cm、体重は750g〜1200gとされています。この時期の発育には個人差があるため、基準値内で小さめということであれば心配することはないと思います。基準値よりかなり小さければ、発育不良と医師から告げられるはずです。妊娠後期になれば赤ちゃんもどんどん成長します。定期健診で異常がなく順調に育っていれば、過剰に心配することはないと思います。(一般内科看護師)

赤ちゃんと母体のために、バランスのとれた食事を

食べ過ぎによる体重増加や妊娠糖尿病に気を付けながら、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

ママが栄養のある食事を摂って赤ちゃんに送ってあげれば、順調に成長していきます。またこの時期には妊娠糖尿病に注意した食事を摂るようにしましょう。赤ちゃんの体重が増えすぎると、今度は巨大児になってしまいます。(一般内科看護師)
赤ちゃんが小さめだからといって、急激に体重を増やすことはママの身体にも負担をかけます。食べ過ぎないよう体重の増加に注意して、バランスのとれた食事を心がけてください。(産科看護師)

妊娠26週では赤ちゃんの発育の個人差や計測による誤差もあるため、基準範囲内であればあまり心配しなくてもよいようです。急激な体重増加や妊娠糖尿病に気を付けながら、バランスのとれた食事を心がけて、妊娠後期の成長を見守るとよいそうです。


2016/05/07

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