足のケガ

2016/05/08

1歳の娘のO脚が治らない…受診して矯正すべき?

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1歳の娘のO脚が治らない…受診して矯正すべき?

頭の形や脚の形は、赤ちゃんの成長とともに、変化していきます。成長の度合いが周囲の子どもと異なっていたりすると、不安になることもあります。子どものO脚が改善せず悩んでいるママからの相談に看護師さんたちからのアドバイスは?

ママからの相談:『1歳の娘のO脚がひどいです。受診して矯正すべきでしょうか?』

1歳0カ月の娘のO脚について相談です。生まれた時はみんなO脚で、成長するにつれてまっすぐになるといいますが、娘はひどくなっているのではないかと思えるほどです。歩き始めたのは少し早くて10カ月頃からですが、それが原因ということは考えられますか。今後も治らないようなら受診を考えていますが、どれ位様子をみた方がいいのでしょうか。私自身もO脚がひどいので、娘は必要であれば早期に矯正してあげたいです。(30代・女性)

1歳半頃まではO脚気味ですが、少しずつ改善されます

成長には個人差がありますが、5歳~8歳までには脚の形が安定して、多くの場合O脚は改善されるようです。また、病気によりO脚になっているケースも。

赤ちゃんの足は元々O脚で、1歳半頃をピークに徐々にまっすぐな足になり、3歳位で一時的にX脚になりますが、再びまっすぐになり、5~8歳くらいで足の形が安定します。もちろん、成長には個人差がありますから、全てが同じ過程を通るわけではありません。(産婦人科看護師)
赤ちゃんの脚はO脚気味ですが、成長段階のO脚と病気が原因でO脚になっている場合があります。1歳6ヶ月位まではO脚気味ですがそれ以降は少しずつ改善され5歳から8歳位までには治ってきます。(一般内科科看護師)
病的なO脚はクル病やブラウント(Blount)病 が代表的なもので、クル病はビタミンD不足により骨の成長に異常をきたすもので、ブラウント病は脛骨の内側に成長障害が起こり、足の外側だけが成長する疾患です。(産婦人科看護師)
くる病はビタミンD不足が原因ですが、遺伝で起こることもあります。またブラウント病は骨の発育障害で足の内側の骨と外側の骨の発育バランスが合わずO脚になってしまいます。(一般内科科看護師)

左右で差がある場合は小児科で相談を

どうしても心配な場合や、左右で差があるようなら乳児健診等で相談してみましょう。

生理的なO脚の場合、成長過程を見ていきますが、極端に湾曲がひどい、将来的にO脚が改善されないと判断される場合は、装具を使った矯正を行うことがあります。(産婦人科看護師)
O脚がひどくなる原因として無理な歩行練習が挙げられます。骨の発育が不十分な部位に余分な力が加わりO脚を悪化させてしまいます。(一般内科科看護師)
発達段階の途中ですから、様子を見ていいと思いますが、生理的なものか、病的なものかはX線検査で判断できます。心配な場合は病院を受診してください。歩き始めたのが早かったことは、関係ないでしょう。(産婦人科看護師)
赤ちゃんのO脚は自然に治ることがほとんどですが、左右で違いがある場合は小児科や小児整形外科などを受診してください。病的なO脚でない限り現時点で矯正は必要ないと思われます。気になる場合は乳児健診や保健センターなどで相談するのもいいでしょう。(一般内科科看護師)

赤ちゃんのO脚は成長とともに改善されますが、心配な場合は乳児健診で相談も。また左右で差がある場合は受診も検討してみてください。


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