しつけ

1歳8カ月、物をなげるのをやめさせたい!

2歳前後になると訪れるイヤイヤ期は、多くのママを困らせるものです。物を投げる子どもに悩むママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「おもちゃもコップも、なんでも投げる子どもに困っています」

1歳8カ月の子どもは、物を投げるのが好きらしく、おもちゃや積み木、コップ、ときには食べ物を投げることもあります。また、自分がしていることがうまくできなかったり、お友達とおもちゃの取り合いになったときにも、物を投げます。そのつど「投げたらダメ」と言い聞かせていますが、直りそうもありません。ぶつけられると私も痛いし、お友達に怪我をさせてしまったら大変なのでやめさせたいです。(20代・女性)

イヤイヤ期が始まった可能性も

物を投げる原因は、イヤイヤ期が始まったからとも考えられます。なぜ物を投げるのか、その理由について教えてくれました。

イヤイヤ期が始まったのではないでしょうか。物を投げるのが好きなのではなく、そのことで自分の存在をアピールし、自分の気持ちを伝えようとしていると考えてください。2歳くらいのイヤイヤ期は自我の目覚めです。自分がやりたい事があっても、うまくいかなかったり、自分の気持ちをうまく表現できなくて癇癪を起こしたり、何でもイヤと言って反抗します。(精神科看護師)
子どもは親を見て育つので、親が物を投げたりするのを見ていると子どもも物を投げる癖がついてしまいます。また、物を投げて遊んでいるとも考えられます。(一般内科看護師)

ダメな理由を教えてあげて

物を投げたときの諭し方と、よいことができたときの褒め方のポイントをアドバイスしてくれました。繰り返すことで、感情のコントロールができるようになっていくそうです。

頭ごなしにダメと言っても逆効果です。何故ダメなのか理由をきちんと説明してください。お子さんが物を投げようとしたら「何かしたい事があるのかな?どうしたいのかな?」と要求を聞きだしてください。おもちゃの取り合いになったら、しばらく様子をみてから、一緒に遊ぶ方法や順番を守ることを教えてください。(精神科看護師)
お子さんがちゃんと挨拶ができたり、簡単なお手伝いができたときは思い切り褒めてください。また、やりたいと言うことは、危険が無い限りやらせてあげてください。このとき、うまくできなくても、よく頑張ったねと、ねぎらってください。それらの繰り返しで感情をコントロールできるようになり、いい事と悪い事の区別がつくようになります。(精神科看護師)
イヤイヤ期は、お子さんの成長に欠かせない大切な時期です。この時期をうまく乗り越えないと、自分の気持ちを押し込んで、感情表現ができなくなったり、コニュミケーションがうまくできない子になってしまいます。一時的なものと考え、大らかな気持ちで見守ってください。(精神科看護師)
保育園など集団生活を行う中でも、先生や友達から学んでいくでしょう。物を投げてもいいスペースを作ってあげてもいいかもしれません。(一般内科看護師)

気持ちを表現できないもどかしさから癇癪を起こし、物を投げているのかもしれません。ダメな理由をしっかり諭し、反対によいことができたときは大いに褒めてあげましょう。繰り返すことで、感情のコントロールができるようになっていきます。


2016/05/10

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