卒乳

卒乳したいけど、アトピーの肌を守りたくて悩む

断乳や卒乳のタイミングは、多くのママが悩むものです。卒乳させたいけど、夜中かゆがる子どもをなだめるために、おっぱいが必要な状況に葛藤するママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「卒乳したいけど、アトピーでかゆがるときにおっぱいが必要なため、悩んでいます」

1歳11カ月の子どもがなかなか卒乳できません。夜中も3、4回は起きて、沿い乳を5分程度して寝付くことを繰り返しています。ただ、軽いアトピー性皮膚炎なのもあり、夜中は掻きながら起きています。掻くとひどくなるので、抱っこしてなだめようとしても暴れます。授乳すると収まるので、掻かせたくないために授乳にたよってしまうのですが、このままだといつまでも卒乳できない気がします。何か方法はないでしょうか。(30代・女性)

断乳ではなく、卒乳を目指して

無理して断乳させるのではなく、子どもが自らおっぱいを卒業する卒乳が理想とされるようです。

卒乳の時期やタイミングについてはどのお母さんも悩みますが、子どもにとっておっぱいは安定剤にもなりますし、求めてくるうちは無理して止めさせる必要はないと考えます。卒乳は必ずやってきますし、母子手帳からも断乳という言葉が消え、お子さんから離れていく卒乳が理想とされています。(精神科看護師)
栄養バランスのとれた離乳食をきちんと摂取でき、水分をコップや哺乳瓶からとることができれば卒乳に向けて計画を立ててもいいでしょう。(一般内科看護師)

卒乳はあせらずに

卒乳に向けた子どもの心の準備のさせかたや、おっぱいを欲しがったときの対処法について教えてくれました。

卒乳の方法としてまず、卒乳する日にちを子どもと話し合って決めましょう。卒乳が決まったらカレンダーなどにしるしをつけて、子どもにも分かるようにします。卒乳を決めたら授乳の回数を少しづつ減らしていきます。また夜中に泣いたら麦茶やほうじ茶など糖分のない飲み物を与えてみてください。背中をやさしくなでたりする方法で安心感を与えましょう。(一般内科看護師)
一度、卒乳を決めたら泣いてもおっぱいを与えないようにします。卒乳を始めたらスキンシップをたくさんとって、お子さんが不安にならないようにしてあげましょう。あせらずゆっくり進めるようにしてください。(一般内科看護師)

アトピーの治療をしっかりと

子どもがよく眠れるように、まずはアトピーの治療をしっかりと行い、かゆみを抑えてあげるようアドバイスがありました。

アトピーの対策としては、皮膚を清潔にして、寝る前にも軟膏を塗ったり、肌触りのいい刺激の少ない肌着や寝具で、かゆみが起こらないようにしてください。かゆみで夜泣きしたら、冷たいタオルで軽く拭いて、軟膏を塗って、かゆみを止めてください。身体が温まるとかゆみが出やすくなるので、寝るときはあまり温めすぎないようにしてください。お子さんが眠れるために、まずはアトピーの治療をしっかり行ってください。(精神科看護師)

卒乳は焦らずに進めてあげましょう。卒乳期間中は、おっぱいの代わりにスキンシップをたくさんとって安心感を与えるといいようです。また、夜よく眠れるように、かゆみ対策をしっかりと行ってあげてください。


2016/05/12

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