ストレス

2016/05/14

家庭内が険悪ムードに…妊娠中のイライラ

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

家庭内が険悪ムードに…妊娠中のイライラ

もともとそんな性格じゃなかったのに…妊娠中怒りっぽくなって、ちょっとしたことで家族ともめてしまう。その原因はいったいどんなことなのでしょうか。解決策はあるのでしょうか。

ママからの相談:「イライラ感の原因はなんなのでしょうか」

第二子を妊娠中です。つわりはないのですが、性格が変わったように怒りっぽくなってしまいました。身体も重くなって動きにくいし、長男の世話や家事も一人でやらなければいけません。イライラして3歳児の長男や夫とケンカになるなど、家庭内の雰囲気も悪くなっています。このイライラ感はなんなのでしょうか。(30代・女性)

原因の一つはホルモンバランス

新しい家族を迎える前の妊娠中ですが、「毎日が幸せな気分でいっぱい!」とはいかないことも。医療従事者が指摘するその原因の一つはホルモンバランスの変化です。

妊娠中から産後にかけて大きくホルモンが変化します。体調もその時々で変わりますし、上のお子さんがいるのであれば、育児の疲れやストレスなどで気持ちも不安定になりがちです。(産科婦人科看護師)
妊娠中はホルモンのバランスが乱れがちです。そのために、気持ちが不安定になることはよくあることです。(看護師)

解決のポイントは一人で抱え込まないこと

ホルモンバランスだけでなく、家事や育児で毎日気持ちの休まることのないお母さん。このイライラ解決のポイントは、すべてを一人で抱え込まないということに尽きるようです。

一人で頑張ろうとすると、心身ともに疲労がたまってしまいます。ご主人は仕事で大変かと思いますが、少しの間お子さんをみてもらったり、家事をできる範囲で手伝ってもらうなど、協力し合いましょう。(産科婦人科看護師)
妊娠の週数が進むと身体も更に重くなり動きも以前のようにはいきませんね。家事代行など上手に利用して家の掃除など手伝ってもらうとよいのではないでしょうか。また上のお子さんが保育園に通っていないなら、民間の一時保育を利用するなどして自分の時間を持つ工夫も大切です。(看護師)
初回の妊娠は自分やご主人の身の回りの世話ですみましたが、二人目となると上のお子さんの世話も加わって多忙になります。民間サービスや自治体で行っている育児サービスを上手に利用することで精神的にも安定するのではないでしょうか。自治体なら費用も低額ですむことがあります。(看護師)
不安なときもイライラするときも、お子さんとはよく話すようにしてください。また、ご主人にも気持ちを吐き出して、理解してもらってください。(産科婦人科看護師)
体調が悪いときは、無理せず横になって休みましょう。後回しにできる家事は後にしたり、少しくらい手抜きをしてください。イライラするときは、ひと呼吸おいて、自分の気持ちを鎮めましょう。お子さんと散歩に行ったり、好きな音楽を聞く、おいしいお茶を飲むなど、少しでも自分の時間を作って気分転換してください。(産科婦人科看護師)

ポイントは、全部一人で引き受けようとがんばりすぎないこと。家族での分担が難しい場合は、周辺の育児・家事代行サービスの手を借りるなどして、つらいこの時期を乗り越えるのがよいようです。


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