食物アレルギー

2016/05/17

子どもに食べ物アレルギーの疑い…判別の付け方は ?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

子どもに食べ物アレルギーの疑い…判別の付け方は ?

見えやすい症状が出ないと、なかなか判別が付きにくい食べ物によるアレルギー。今回は、卵と乳製品にアレルギー陽性反応の出た子どものママからの相談です。見えにくいところに出る赤い湿疹は、食べ物アレルギーによるものなのか、専門家たちが回答しています。

ママからの相談 :「1歳の子のアレルギーが食べ物のせいなのかわからない」

血液検査をして、子どもに卵と乳製品のアレルギーがあることがわかり、両方クラス2でした。注意してあまり食べさせなかったため、見えるところに症状は出ていません。ただ、肩や腕の辺りに赤い湿疹のようなガサガサしているものが出来ています。食べてすぐ口の周りが赤くなるなら症状が出ているのがわかりやすいのですが、このような場合はどうすれば食べ物の影響と判別がつくでしょうか?(38歳・女性)

食物アレルギーの現れ方

食べ物アレルギーには、すぐに反応が出る即時型タイプと、数日経って出ることもある延滞型があります。皮膚の発疹、かゆみ他、嘔吐や下痢を伴う場合もあります。

食物アレルギーの症状は、食べて数分後に口の周りが赤くなる、かゆみがある、喉の違和感、顔や身体に蕁麻疹がでるなどの特徴があり、他にも下痢や吐き気、嘔吐する場合があります。また遅延型のアレルギーでしたら、食べて数時間後や翌日など、時間が経過してから症状が現れる場合もあります。(産科・婦人科看護師)
食物のアレルギータイプには食物を摂取した後、15分〜30分くらいで症状があらわれる「即時型」と数時間から数日たって症状が現れる「非即時型」があります。このように食物アレルギーはすぐに出る場合と遅れて出る場合があります。(一般内科看護師)
食物アレルギーの症状のなかで、即時型アレルギーで最も多いのはじんましんです。非即時型だと、嘔吐や下痢などの消化器症状が出現することが多くみられます。 (一般内科看護師)

アトピー性皮膚炎との関係

皮膚にできる湿疹は、アトピー性皮膚炎が関係している場合もあります。病院を受診する際には、食べたものの記録があると便利です。

アトピーや肌の弱い子は、皮膚が乾燥しやすかったり、湿疹ができやすいことがあり、食物アレルギーとアトピー、他の湿疹との区別は、専門医でも判断が難しい場合がありますので、自己判断せずまずは病院を受診した方がよいでしょう。日頃から食べた物や症状をメモしておくと、診断の目安になります。初めて食べさせるものは少量にし、丸1日は様子をみるようにしてください。(産科・婦人科看護師)
食物アレルギーとアトピー性皮膚炎は関係しているため、アトピー性皮膚炎の可能性もあります。肌が乾燥しているようであれば保湿を心がけるようにしてください。卵や乳製品のアレルギーは年齢と共に摂取可能となるので、今は医師に指示に従って食品を与えるようにしてください。(一般内科看護師)

皮膚のかゆみや発疹の他、食べ物を食べてから時間がたって下痢や嘔吐を伴う場合は食べ物によるアレルギーの症状かもしれません。皮膚のかゆみや発赤はアトピー性皮膚炎が疑われる場合もあるので、食べたものを記録しておくとよいでしょう。


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