アレルギー検査

2016/05/18

2歳の子どもが食物アレルギー。血液検査の信憑性はどの程度?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

2歳の子どもが食物アレルギー。血液検査の信憑性はどの程度?

ひとことに食物アレルギーといっても、様々なアレルゲンが存在します。相談者の方のお子さんはもともと肌が弱く、離乳食を始めてから更に状態が悪化したためアレルギー検査を受けましたが、その結果について看護師さんたちからのアドバイスです。

ママからの相談:「肌が痒くなるも血液検査は陰性……。食物アレルギーではない?」

2歳の息子は生後から身体中が赤くただれ、アレルギーと診断されました。完母だったため私が卵・鶏肉を完全除去して少し治まりましたが、離乳食が始まり鶏肉入りのものを食べると再び症状が悪化しました。しかし血液検査では卵にも微弱反応、鶏肉に至っては全く反応なし。医師いわく、食物アレルギーというより肌が弱くて搔き壊してしまうのでは?とのことですが、血液検査の結果を受け入れ肌ケアに専念すべきでしょうか。(30代・女性)

血液検査の結果が全てとは限らない

アレルゲンの特定ができればよいですが、血液検査の結果の通りにアレルギー反応が起こるとは限らないようです。鶏肉以外にも何を一緒に食べたかメモしておくと、診断の役に立つかもしれません。

血液検査で陰性だからといって、100%アレルギーでないと言い切ることはできません。検査で陰性でも症状が出ることはあると考えらえます。逆に検査が陽性でも症状が出ない場合もあります。食べさせてアレルギーかなと思う症状があれば、極力避けた方がよいでしょう。(産科看護師)
鶏肉以外にアレルゲンがあるのかもしれないので、どのような食品と一緒に調理したかメモをして受診の際に伝えてください。(内科看護師)
卵アレルギーの場合は卵白が原因のことがほとんどなので、卵を食べさせる時はまずは黄身だけ、よく加熱したものを少量食べさせてください。また、一般のアレルギー検査で反応が出にくい遅延型のアレルギーだと、時間が経ってから症状が出る場合があるので丸1日は様子をみてください。(産科看護師)
卵や乳製品などは、子どものアレルギーの代表食品です。食後に蕁麻疹や下痢や嘔吐、口の痒みや顔の腫れなど見られたら、アレルギー科を併設している小児科などでアレルギー負荷試験を行い、原因となる食品を突き止めた方がママも安心ではないでしょうか。また卵アレルギーなどの場合は、年齢が上がるにつれて食べられるようになることが多いです。(内科看護師)

保湿などの肌ケアは大切

子どもは少しの刺激や乾燥などでも痒くなるので、保湿をしっかり行ってあげましょう。また身に着ける肌着や寝具は、肌に優しいものを選んであげてください。

子どものアレルギーは成長と共に改善することもありますが、生活環境を整えたり肌のケアも必要です。肌が弱いお子さんは皮膚の清潔と保湿を心がけ、下着や布団カバーなど直接肌に触れるものは、吸湿性のよい刺激の少ない素材のものにしましょう。入浴時は温めのお湯でナイロンタオルやスポンジは使用せず、低刺激の石鹸をよく泡立て手で洗うか、お湯で流すだけでもよいです。 (産科看護師)
清潔を保ち、保湿することは大切です。入浴時は刺激の少ない石鹸をよく泡立て肌に負担のかからないように洗い、乾燥が原因で痒くなることがあるので入浴後にワセリンなどを塗ってあげるのもよいでしょう。(内科看護師)

血液検査の結果は目安として、実際に食べて怪しいと思ったものは避けた方がよいとのこと。またもともと肌が弱いお子さんの場合、特に入念な肌ケアが必要だともアドバイスいただきました。


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