ダニ・ハウスダスト

現在7歳、アレグラを長期間飲み続けることが不安

アレルギーの治療には、状態によっては長期間の服薬が必要な場合があります。幼少期から長期に渡って服薬を続けることに不安を感じているママからの相談に、医師と看護師はどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「アレルギー対策のためアレグラを常用しています。ずっと飲み続けることが不安です」

7歳の子どもは2年前からダニ・ホコリアレルギーがひどくなったため、普段からアレグラを飲んでおり、症状がひどい時期は抗ヒスタミン剤も併用しています。医師はこのままアレグラを飲み続けて症状を抑えていれば大丈夫と言いますが、長いこと飲み続けることで身体に負担が生じたり、薬が効かなくなったりすることはないのでしょうか。比較的身体に負担が少ないと言われる薬ですが、この先何十年と飲み続けることが不安です。(30代・女性)

比較的負担の少ない薬で症状を抑えることが大事

アレグラが小児のアレルギー治療に使われる理由と、なぜ長期の服薬で症状を抑える必要があるのか教えてくれました。

アレグラは脳への移行がほとんどないため、小児に使用しても負担が少なく、長期に使いやすい薬です。一年に一回程度血液検査を受けてアレルギーの程度を経過観察し、改善してくるようであれば、服薬が必要なくなることもあります。(医師)
小児のアレルギーは放っておくと、症状が変化して出現するアレルギーマーチという状態になることが懸念されますが、抗アレルギー薬を長期に服用して症状がない状態を続けられるようになると、身体の成長に伴ってアレルギー体質が改善されることが大いに期待できます。したがって、症状がなくなっても継続して薬を飲み続けることが重要です。(医師)
 

副作用が出れば変更や減量も必要

どの薬にも副作用が起こる可能性はあり、場合によっては中止や変更が必要になるようです。

症状の強弱はありますが、どの薬にも副作用が起こる可能性はあり、さらに長期の服用になると副作用の確率は高くなります。万が一、副作用が起こった場合は、すぐに服用を止めたり、減量したり、他の薬に変更する必要があります。(呼吸器科看護師)

小まめな掃除を心がけて

服薬以外にも、環境を整えることでアレルギーを改善することができます。掃除のポイントについてアドバイスがありました。

ダニ、ホコリアレルギーは、服用以外に環境を整えることが改善策につながります。お子さんの部屋は、できればフローリングにして、こまめに掃除し、ホコリをためないようにしてください。雑巾がけをしてから、掃除機をかけるとホコリをまき散らしにくくなります。家具の後ろや隙間などのホコリも丁寧に取り除いてください。(呼吸器科看護師)
ホコリをためやすい絨毯などは敷かないようにし、空気清浄器で換気を心がけてください。布団は外に干すときはカバーをかけたり、布団乾燥機や布団クリーナーでダニを除去してください。また、浴室や台所など、水回りのカビもこまめに除去してください。見落としやすいのが、洗濯層にたまったカビです。洗濯機の除菌も心がけてください。(呼吸器科看護師)

アレルギーの治療では、症状を抑えることが大切です。服薬のほかにも、住環境を整えることもアレルギーの改善に効果的ですので、掃除でホコリを取り除くよう心がけましょう。


2016/05/20

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