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母親のリラックスは抱っこされた低月齢の赤ちゃんに伝わる

高月齢期と低月齢期の赤ちゃん

ユニ・チャーム株式会社は、名古屋大学大学院環境学研究科の大平英樹教授との共同研究で、赤ちゃんを抱っこした姿勢の母子相互作用について検証しました。

同社はおむつ製品の「ムーニー」を展開する中で、赤ちゃんが心地よさを感じられる製品を開発するため、脳の血流変化や唾液に含まれるアミラーゼ酵素を分析するなど実際の赤ちゃんの反応を参考にしています。

赤ちゃんは母子のスキンシップを通して母親の愛情を感じていますが、こうした母子の相互作用の研究をはじめ、研究対象となるのは感情をわかりやすく表現できる高月齢期(6~8カ月)の赤ちゃんで、低月齢期(3~5カ月)の赤ちゃんが扱われることはほとんどありません。

リラックスが赤ちゃんに同調

今回、研究グループは、低月齢期と高月齢期の母子30組を対象に、赤ちゃんを抱っこした状態で母子の心拍を計測すると共に、測定前後に快適感・幸福感の程度を図る4段階のアンケートを実施しました。

その結果、赤ちゃんを抱っこした姿勢の母親はリラックスした状態であること、赤ちゃんを抱っこした母親が深呼吸すると低月齢の赤ちゃんに母親のリラックスした状態が伝わることが実証されました。また、赤ちゃんを抱っこした前後に母親の快適感と幸福感が上昇するとわかりました。

同社は、母親のリラックスが赤ちゃんに伝わることがわかり、母親が子育てで抱える緊張や不安感、ストレスを緩和する商品や情報を提供すること、あるいは周囲が手助けすることが、健やかな赤ちゃんの成長に必要だと考えています。

検証内容は、第34回日本生理心理学会大会(2016年5月14日~15日)で発表されます。

参考サイト

ユニ・チャーム株式会社 ニュースリリース


2016/05/06

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この記事の監修/執筆

ニュース編集部