食物アレルギー

10歳、甘いものを食べると耳が真っ赤に!

アレルギーには、アレルゲンの摂取を控えたり、徐々に摂取量を増やすという治療法があります。甘いものを食べると症状が出る子どもに悩むママから、予防法について相談がありました。医師と看護師はどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「甘いものを摂ると、アレルゲンを摂取していなくても耳が赤くなります」

10歳の子どもは食物アレルギーがあり、血液検査で異常があったものは、少しずつ食べる量を増やしています。ただ、血液検査では出ない、糖分のたくさん入ったチョコレートやノンシュガーのキャンディーを一度にたくさん食べると、耳が真っ赤になって熱をおびてきます。糖分を摂ると吸収率が高くなるそうですが、アレルゲンを摂取していないときも糖分を摂ると赤くなります。食べない以外の予防法が知りたいです。(40代・女性)

カカオアレルギーも考えられる

糖分やチョコレートとアレルギーの関係について教えてくれました。

砂糖は悪玉菌のエサになってしまい、腸内で悪玉菌が増えれば、消化機能が低下し、消化不良を起こしたり、アレルゲンが入ってきても消化できず、アレルギーを起こす場合があります。チョコレートの場合は、カカオのアレルギーが考えられます。 (消化器科看護師)

経口免疫療法を行える場合も

食品アレルギーはアレルゲンを避ける以外に予防法はありませんが、成長すれば経口免疫療法を行える場合もあるので、主治医への相談をご検討ください。

ハウスダストや花粉などのアレルギーは環境を整えることでも予防できますが、食物アレルギーは、アレルゲンをとらないこと以外に予防法がありません。ただしアレルギーは成長と共に改善される場合があるので、お子さんの成長を待って様子をみてください。免疫力、体力がついてくれば、薄めたものから少量ずつ摂取して、徐々に量を増やす経口免疫療法がありますが、医師の判断で行う事が望ましいので主治医に相談してください。(消化器科看護師)

お菓子は成分が確認できるものを

市販のお菓子に含まれる添加物に反応している可能性もあるため、成分が確認できるお菓子を食べさせるようアドバイスがありました。

市販のお菓子には、表示されていない(表示を義務付けられていない)添加物が含まれていることがあるので、糖分でなく、そうした化学物質に反応してアレルギー症状が出ている可能性も大いにあります。おやつはなるべく手作りか、成分を詳しく確認できるような店で直接作られたものにする方がよいでしょう。また、一つのものをたくさん食べるのでなく、いろいろなものを少しずつ、症状を見ながら食べるようにすることも重要です。(医師)

食品アレルギーは、体力が付けば経口免疫療法で治療できる場合もあるので、主治医へ相談をご検討ください。糖分ではなく添加物にアレルギー反応を起こしている可能性もあるので、お菓子は手作りか成分が確認できるお店で購入したものがよいでしょう。


2016/05/21

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