食物アレルギー

思春期に入り食物アレルギーが…対処法はありますか?

子どもの食物アレルギーは年々増えているといわれます。重篤なアレルギー症状が起きることを防ぐためは、毎日の食事の支度にも注意が必要。子どもが思春期に入ってからアレルギー症状が出るようになったというママからの相談に医師や看護師さんからのアドバイスは?

ママからの相談:「思春期に入り食物アレルギーが…本人が対処できるようにするには?」

幼児期はあまりアレルギー症状が無かったのですが、思春期以降カップ麺や、レトルトのスパゲティソースなどで、食後すぐに発疹が出るようになりました。数分で治まりますが、アナフィラキシーショックも心配です。現在14歳ですが、今後本人が対処できるようにするためにはどんな検査を受けるべきですか。18歳の上の子も生のパイナップルや特定などで口や喉に違和感が出ますが、完全に断つことができずに困っています。(50代・女性)

今後のために、アレルギーの検査を受けてみましょう

小さい頃はアレルギーが起きなくても、大きくなるにつれて体質が変化することもあるそうです。

今後の生活で気をつけることをはっきりさせるためには、一度お子様2人ともアレルギーの検査を受けることをお勧めします。(内科医師)
成長とともに体質が変わりますから、小さい時のアレルギーが改善されたり、逆に、突然、アレルギーを起こす場合もあります。(産婦人科看護師)
アレルギーの検査は、パッチテストといって、皮膚に少量のアレルゲンを貼りつけて、24~48時間後の反応を見る検査や、アレルゲンを吸入して反応を見る検査、皮内注射による検査、血液による検査などが行われ、希望で、食物、植物、金属などアレルゲンの項目が選べます。(産婦人科看護師)

加工食品に頼らず、食材から料理ができるよう教えてあげましょう

一度、アレルギー症状が出たものは、できるだけ避けた方がいいそうです。

生のパイナップルには、タンパク質分解酵素が含まれており、これによって口腔内のタンパク質が分解され、喉や口に違和感が出る場合があります。食べる時は、缶詰か、レンジでチンしてから食べるといいでしょう。また、一度、アレルギー症状が出たものは、なるべく控えてください。(産婦人科看護師)
現在のアレルギー疾患の増加にはタンパク質の過剰摂取が原因であるとも言われています。普通タンパク質を摂取するとアミノ酸まで細かく分解されて吸収されますが、過剰にタンパク質を摂るとアミノ酸の前段階、ポリペプチドの状態で吸収してしまい、アレルギーの一因となります。(内科医師)
インスタントや加工品が多い食事はアレルギーになりやすい体質を作りますので、アレルギーの検査を受けた上で、自分で食事を食材から作るということも教えてはいかがでしょうか。年齢的に料理を覚え始めると思いますので、自分の身体を守るため、加工品に頼らず食生活を見直すきっかけにしてはいかがでしょうか。(内科医師)

アレルギーの検査を受け、原因をはっきりさせた方が対処しやすくなります。その上で子どもと一緒に食生活を見直してみましょう。


2016/05/22

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