冷え症

2014/11/26

産後の冷え症は治るのでしょうか?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

産後の冷え症は治るのでしょうか?

髪の毛が抜けやすい・精神不安定・生理症状が重くなったなど、産後の体調の変化に多くの女性が悩んでいます。今回は、産後の冷え性に悩む20代のママからの相談です。 看護師さん達からは身体面・精神面の両方から貴重なご意見を頂いています。

20代ママからの相談:「産後の冷え症がひどい…対処法を教えて」

2年前に出産し、その後体質が変わってしまいました。
今までは暑がりだったのですが、出産してから急に冷え症になりました。特に下半身の冷えがひどく、厚着・毛布も重ねてと対応しているのですが、腰から足の先まで冷えてしまい、全く体が熱を蓄えられなくなっています。産後に変わった体質はもう治らないのでしょうか?食べ物に気を付けるなど、自分で出来ることはあるのでしょうか。(20代、女性)

産後の冷え症には、骨盤矯正体操と下半身浴がお薦め

骨盤の歪みが、冷えを引き起こしているようです。骨盤の歪みと下半身のひどい冷えへの対処法とは。

産後の冷え性は骨盤の歪み、育児による疲れやストレスで自律神経のバランスが崩れ、血流やリンパの流れが悪くなり、ホルモンのバランスが変化したことが考えられます。骨盤の歪みは普段の姿勢をよくすることや、骨盤矯正体操で治すことができます。骨盤矯正体操は整骨院などで、専門の指導をうけるとよいでしょう。(産科・婦人科看護師)
血流を良くするために下半身浴も良いでしょう。5分ほど浸かって、膝から下を水シャワーで冷やす。これを3~4回繰り返すと血流が良くなります。育児中は時間がないと思いますが、できる時にやってみてください。お風呂のあとに足マッサージを行うとより効果的です。両くるぶしの下を指で押さえ、下から上に向かって膝までふくらはぎを引き上げるようにマッサージします。リンパの流れもよくなります。(産科・婦人科看護師)

食事にも気を遣って冷え症を解消しよう!

身体の外側からだけではなく、内側から冷えを解消していくことも大切です。どんな野菜が冷えに効果的なのでしょうか。

芋・ゴボウ・ニンジン・レンコンなど根菜類や、しょうが・ネギ・にんにくなどの香りの強い野菜は身体を温める効果があります。果物や生野菜は身体を冷やすと避けがちですが、実は、血液の流れをよくする効果があると言われています。常温に戻して食べると、身体を冷やしません。繊維質を含む海藻類も血液をサラサラにしますよ。(産科・婦人科看護師)

梨状筋と腸腰筋のストレッチも効果的! ひどい冷えは病院を受診してみては?

聞き慣れない筋肉の名前ですが、下半身の冷え解消に大きな効果があるようです。

下半身の冷え性は、お尻の奥の方の梨状筋(りじょうきん)や足の付け根の奥の辺りの腸腰筋(ちょうようきん)などが固くなり、血行不良より起きている可能性もあります。また、骨盤の歪みや、子育てによって筋肉が凝り固まったことが原因かもしれません。梨状筋と腸腰筋のストレッチ方法を、Webで検索してみてはどうでしょう。あまりにも冷えがひどい場合は、一度病院に受診してみるのも、ひとつの方法です。(薬剤師)

産後の冷えは、骨盤の歪みやストレスによる血行不良によるホルモンバランスの変化が原因のようです。体操や下半身浴、食事などから冷え対策を試してみてはいかがでしょうか。


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