新生児・乳児のお世話・トラブル

2016/05/17

いざというときのために!知っておくべき赤ちゃんのやけどの応急処置

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いざというときのために!知っておくべき赤ちゃんのやけどの応急処置

赤ちゃんがやけどをした場合、どのような応急処置をしたらよいのでしょうか。家庭でできる対処法を知っていれば、いざという時にも落ち着いて行動ができます。やけどの個所や症状の度合いによっても違いがあるため、詳しい対処方法を確認しておきましょう。

赤ちゃんのやけど、大人と違う点は?

大人は熱いものに触れると、反射的に手を引っ込める防御反応が働きます。しかし、未熟な赤ちゃんはこの反応が鈍いため、長時間熱にさらされてしまう危険があります。そして、赤ちゃんの皮膚は大人と同じ構造ですが、とても薄いため細胞が壊れやすくやけどが重症化しやすいです。また、細菌による毒素への抗体がなく、小さいやけどでもショック症状を起こしてしまう可能性があります。命にかかわる大きなけがにならないように、赤ちゃんの様子をよく見てあげましょう。

やけどしたときの応急処置は?

やけどをしたら一刻も早く、流水で20分以上冷やし、やけどの進行を食い止めてください。 患部が広範囲の場合、無理に服を脱がそうとして皮膚をはがしてしまう恐れがあるため、服の上から冷やします。やけどの個所が頭や顔の場合はシャワーを使いましょう。手足などで大きさが10円玉以下の範囲であれば、冷やした後は家庭で様子を見てください。

赤ちゃんの場合、やけどが全身の10%以上に及ぶと危険です。重症で命にかかわる可能性があるため、迷わずに救急車を呼びましょう。水ぶくれができた場合も、細菌感染しないように破らないよう清潔なガーゼなどで患部を覆い、早めに病院を受診してください。

やけど事故を防ぐポイント

日頃から、やけど事故の起こりそうな家電製品の置き場所には十分注意しましょう。ポットや炊飯器の蒸気の吹き出し口でやけどをするケースもあります。オーブントースターなどと同様、子どもの手の届かない位置に置きましょう。ストーブなどの暖房器具には近づけないように柵を用意したほうが安全です。また、アイロンは子どもの居ない場所で使用します。テーブルに置いた熱い汁ものや飲み物でやけどをする場合もありますので、テーブルクロスは使用しないように。電気毛布やホットカーペットなどで低温やけどする例もあります。ほんの一瞬でも油断は禁物、日頃からのちょっとした心がけで、大きな事故から子どもを守ることができます。


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