好き嫌い

2016/05/25

形ある野菜を嫌がる子、いつも細かくして与えて大丈夫?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

形ある野菜を嫌がる子、いつも細かくして与えて大丈夫?

以前は喜んで食べていた野菜を、最近食べてくれなくなったという悩みが寄せられました。細かくすれば食べるのですが、それではいつまでも野菜が食べられない子どもになるのでは、という心配もあるようです。看護師さんたちのアドバイスを見てみましょう。

ママからの相談:「野菜を食べなくなりました」

1歳10カ月の男児です。以前は茹でただけの大根、人参など喜んで食べていたのですが、最近は茹でただけでは食べません。おでんの具として煮込んだ状態でも形があると嫌がります。細かく刻んで卵焼きやオムライスなら食べるのですが、細かくした野菜ばかりでよいのか迷います。食卓に形ある状態で出さなくなると食べなくなるのでしょうか。調理の仕方に工夫するべきか、食べさせ方・食卓の雰囲気を工夫するべきか悩んでいます。(30代・女性)

今は食べられることを優先。味付けや形状を工夫しましょう

好き嫌いのない子に育つことも大切ですが、今は子どもが食べてくれることが優先。しばらくは子どもの食べられる形にしたり、味付けにバリエーションを持たせて、喜んで食べてくれるよう工夫してみましょう。

そろそろ離乳食が完了するころでしょうか?味付けや形状など、好みがはっきりしてくると思います。お子さんが食べてくれることが大切ですから、形のあるものを嫌がるようになったのでしたら、潰したものや小さく刻んだものでもかまわないでしょう。2歳近くになると、大人と同じものでも食べられるようになりますから、大人のお皿から食べられそうなものをあげてもよいと思います。(産科看護師)
離乳食の味付けは工夫されていますか?同じような物を与えていると、子どもは食材や味付けに飽きてきます。楽しく食べられるようにクッキーに使用する型を使用して形を変えてみてはどうでしょうか?楽しい形なら子どもも喜んで食べてくれると思います。(看護師)
現在行っているように野菜を細かく刻んで卵焼きやオムライスにしたり、ハンバーグに混ぜるのもよいですね。今は食べられる大きさの状態を与えれば良いと思います。年齢が大きくなればそのままでも食べるようになるでしょう。調理方法も茹でるばかりではなく焼いたり、煮たりして調理方法を変えてみましょう。(看護師)

大人も一緒によく噛み、バランスよい食事を

子どもは周りの大人の様子をよく見て吸収しています。噛む練習をするとともに、家族で楽しく食事をし、大人がよく噛んで食べている様子を見せるとよいでしょう。

おやつにパンなど、噛まなければならないものをあげて「モグモグ」と言いながら噛む練習をしてみてください。大人があまり噛まずに食事をしていると、子どもも真似をします。大人も一緒によく噛んで食べるようにしてください。好き嫌いも成長とともに変化しますから、極端に偏った食事でなければ心配ないでしょう。(産科看護師)
食事は子ども一人で食べさせるのではなく、家族皆がそろって楽しい雰囲気で食べた方が子どもも色々な食材を食べてくれるようになります。親が楽しそうに食べているのをみて子どもも学んでいますよ。(看護師)

今は食べてくれることが大切なので、味付けや形状など子どもが食べられるようにして与えるとよいようです。同時に、家族で楽しく食事をし、大人がよく噛んで好き嫌いなく食べていれば、子どもも自然と学んでいくことができます。


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