インフルエンザ

2016/05/29

インフルエンザの予防接種?海外では聞かないのに

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

インフルエンザの予防接種?海外では聞かないのに

海外のニュースではあまり見かけないインフルエンザなどの集団感染や予防接種。日本でだけ流行っているのでしょうか。日本で生活する場合は、なにか特別な注意をした方がよいのでしょうか。

ママからの相談:「子どものインフルエンザ予防接種について」

フランス在住です。人口密度や気候の違いもあると思いますが、ここでは予防のためワクチンを打つ人は殆どいません。日本はとても衛生的だし、マスクをして感染を防いでいるのに、なぜ日本では感染症が流行るのでしょう。日本で生活するようになったら、やはり子どもに予防接種は受けさせた方がよいでしょうか。(40代・女性)

慣習や考え方の違い

日本ではシーズンになると感染症が大流行して、学校や職場にも大きな影響を及ぼします。海外の他の国々でそんなニュースを見かけないのは、感染症が流行らないからなのでしょうか。

食生活や生活習慣、国の文化、気候の違いということも考えられますが、実際に感染している人がいても、日本のように大きなニュースにならないだけかもしれません。韓国でもマーズが問題になった時に、マスクをしている韓国人はほとんどいませんでした。(産科婦人科看護師)
人口密度の違いもあるとは思いますが、フランス人ですとマスクをするのに抵抗があり、インフルエンザになってもマスクはしない、しかしフレンチキスはかかさないというのもあり、やはり国民性なのだと思います。(看護師)
海外では直接自分に関わらなければ他人事と思うような、考え方の違いというのが根底にあるかもしれません。日本人は几帳面だったり、はたから見て少し神経質すぎる部分もあるでしょうが、感染予防を心がけることはよいことです。(産科婦人科看護師)

感染症にかからないために

感染がないのではなく、国によって感染症への反応や備えに違いがあるということのようです。では、日本に住む場合、予防接種などは受けた方がよいのでしょうか。日本の医療従事者の考えを聞いてみましょう。

日本は衛生的な国ですが、それだけでは感染予防にはなりません。日頃からうがいや手洗いを行うことや、なるべく規則的な生活、バランスのとれた食事、睡眠をしっかりとることで感染予防を心がけるのがよいでしょう。予防注射もなるべく受けた方がいいでしょう。(産科婦人科看護師)
予防接種をしてもかかるときはかかります。ただ、種類にもよりますが、お子さんが予防接種をすることで防げる病気もあるので、あとで後悔をしないような判断が大切なのだと思います。その予防接種を打つこと、打たないことによって、どのような結果があり得るのか知っておくことが重要といえるでしょうね。(看護師)

どんなに日本が衛生的な国でも感染症はなくなりません。予防接種を受けるかどうかは個人の自由ですが、要は予防接種によって得られるメリットをご両親がどうとらえるかということ。一度じっくり考えてみるのがよさそうです。


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