水疱瘡

2016/05/28

一度、水疱瘡にかかっても、予防接種は受けるべき?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

一度、水疱瘡にかかっても、予防接種は受けるべき?

水疱瘡は、発熱し、身体中に赤い発疹が出ることもある感染症です。感染力が非常に強い病気ですが、予防接種もあります。ではすでにかかっていた場合は、予防接種を受ける必要はあるのでしょうか。ママからの質問に医師や看護師の答えは?

ママからの質問:「1歳の時に水疱瘡にかかった8歳の娘、予防接種は受けるべきですか?」

今年8歳になる娘は、1歳の時に水疱瘡にかかりました。高熱が出ましたが、発疹の数は少なく、大きい発疹もほとんどありませんでした。痕も残らなかったので喜んでいたのですが、周囲で水疱瘡が流行るたびに、またかかるのではないかと心配です。一度かかっているので予防接種は受けていません。発疹が少ないと感染が弱いとか、免疫ができにくいといったことはあるのでしょうか。予防接種を受けたほうがいいのか知りたいです。(30代・女性)

症状の強弱と免疫ができているかどうかには関連はないそうです

水疱瘡は水痘帯状疱疹ウイルスが原因です。水疱瘡にかかった時に症状が軽かったからといって、抗体ができていないわけではないことを教えてくれました。

水疱瘡は一度感染すると抗体ができます。抗体の量は水疱瘡の症状のひどさとは関連しません。症状がひどいからといってたくさん抗体がつくわけではありませんし、軽いから抗体が少ないというわけでもありません。子供のうちに水疱瘡にかかっておいた方が大人になってからかかるよりも軽く済むと言われています。(内科医師)
水疱瘡は水痘帯状疱疹ウイルスが原因の感染症で、一度かかると免疫ができるため、再び感染し発症することはないと言われています。しかし、水疱瘡と同じウイルスで起こる帯状疱疹という病気は、水疱瘡の抗体があっても、抵抗力が落ちた時などに体内に眠っていたウイルスが活動を再開して繰り返し発症する場合があります。(産婦人科看護師)
抗体のでき方は、症状の強弱では判断できません。軽症で済んでも、しっかり抗体ができている場合もあります。(産婦人科看護師)

すでにかかっていれば、予防接種は受けなくもいいそうです

基本的には、水疱瘡に一度かかれば抗体ができるので、再度かかることはないと言われています。また、抗体検査を受けて予防接種を受けるかどうかを医師と相談することも可能のようです。

水疱瘡は一度罹患すれば基本的に2度目はかからないと言われています。水疱瘡の原因ウイルスは1種類ですので、一度かかれば抗体が残るためです。(内科医師)
予防接種は毒性を弱めたウイルスを接種して軽く感染させ、抗体を獲得することが目的です。そのため、予防接種前に水疱瘡にかかった場合は予防接種の必要はなく、厚生労働省のホームページでもそのように記載されています。(内科医師)
心配でしたら、抗体検査を受けて、予防接種をするか医師と相談した方がいいでしょう。(産婦人科看護師)

一度、水疱瘡にかかると、症状の強弱に関わらず抗体ができるため、予防接種を受ける必要はないそうです。心配な場合は抗体検査をして医師に予防接種を受けるかどうか相談してみましょう。


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