インフルエンザ

2016/05/26

予防接種ができない赤ちゃんへのインフルエンザ対策は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

予防接種ができない赤ちゃんへのインフルエンザ対策は?

乳児は免疫力や抵抗力が未熟で、感染症に弱い存在です。仕事柄インフルエンザへの感染リスクが高く、我が子に影響しないかと心配するママに対し、医師や看護師さんはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「赤ちゃんのインフルエンザ対策は?」

4カ月の娘がいます。今年はまだ対象月齢になっていないため、インフルエンザの予防接種を受けていません。できるだけ人混みは避ける、外から帰ったら手洗いをするなど、できることは行っています。しかし、両親とも医療職(私は現在育休中)なので日頃からインフルエンザの方と接触する機会が多いため、感染して娘にうつしてしまわないか不安です。インフルエンザに感染しないため、赤ちゃんに必要な対策を教えてください。(20代・女性)

周りの人がしておいた方がよい予防策

乳児はインフルエンザワクチンの接種対象とならないので、周りの家族がワクチンを接種することをお勧めします。一般的な病気の予防策として、手洗い・うがい・バランスのとれた食事・十分な睡眠・休養を心がけましょう。

小さな子どもがいる家庭では、やはり周りの家族からの感染が一番問題となるので、一家での日頃からの感染予防が重要です。乳児はワクチンの効果が充分に現れないため、接種の対象とはなりませんが、一緒に暮らしている家族(両親、兄弟など)はインフルエンザワクチンの接種を受けることをお勧めします。一般的な感染対策としては、手洗い・うがいの励行、栄養のバランスのとれた食事、十分な睡眠・休養が重要な要素です。(麻酔科医師)
赤ちゃんのお世話の前後にも手洗いを行ってください。複数の人が触れるリモコンや電気のスイッチなどは除菌シートやスプレーで除菌しましょう。外出するときはマスクを着用し、できるだけ人ごみは避けるようにしてください。(産科看護師)

赤ちゃんにしてあげられる予防策

水分補給や室内の加湿・換気をしてあげましょう。免疫力を高めるため、母乳育児を積極的に行うこともよいです。また、流行期に人ごみへ連れて出ることは避けてください。

赤ちゃんの場合は、お茶を飲ませることもよいと言われているようです。また流行期には人ごみへの外出をできるだけ避けましょう。室内は加湿して60%程度の湿度を保つようにし、1日数回は窓を開けて換気をしましょう。(麻酔科医師)
病院の健診へ行くときは、事前に予約して待ち時間を短くしてください。また、赤ちゃんの免疫力を高めるため、積極的に母乳栄養を行ってください。免疫力を高めるといわれる大根・にんにく・ネギなどを多めに摂るようにし、ママも感染しにくい身体づくりを心がけてください。(産科看護師)

赤ちゃんをインフルエンザから守るためには、周りの家族の対策が必要です。ワクチン接種、手洗いやうがいの励行、食事・睡眠・休養への配慮、室内の衛生環境を整えることがポイント。人ごみへ連れていくことは控え、母乳育児で免疫力を高めるとよいようです。


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