離乳食

2016/05/26

生後10カ月、母乳メインで離乳食を食べる量が少ない

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

生後10カ月、母乳メインで離乳食を食べる量が少ない

「うちの子は離乳食を食べてくれない、他の子はよく食べるのに…」ママからよく聞く悩みです。月齢のわりに離乳食が進まない我が子を心配する悩むママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「10カ月の子どもの食事の目安量は?」

10カ月になる息子は食に関心が強く、誰かが何かを食べていると必ず近寄ってきて欲しがります。食事は、軟飯や味噌汁から食べられそうな具を取り分けていますが、実際に食べる量は少なく、多くても軟飯を大さじ2杯分くらい食べると遊び出してしまいます。毎日準備するだけでも大変ですし、母乳もまだたくさん飲んでいるので、食事は欲しがるだけ与えればよいのでしょうか。育児本なども見ていますが、食事量の目安が知りたいです。(30代・女性)

生後10カ月は、離乳食からの栄養がメインになってくる時期

生後10カ月は母乳栄養よりも離乳食がメインになってきます。子どもの成長はそれぞれなので、成長曲線に沿って成長していれば心配ありません。食事の量はあくまで目安に。

生後10カ月になると、母乳栄養より離乳食がメインになります。できれば離乳食をしっかり摂らせて、その後母乳を欲しがるだけあげた方がよいと思います。(一般内科看護師)
生後10カ月になると、授乳回数が減り3食の離乳食で栄養を摂るようになります。しかし、子どもの成長はそれぞれ、もともと食の細い子もいるので、身長・体重が成長曲線内なら心配ないでしょう。食事量の目安は、授乳回数が2~3回、1回の食事でご飯が子ども用のお茶碗に軽くⅠ杯、野菜が約30g、肉・魚がそれぞれ約15gと示されていますが、育児書はあくまで目安にしてください。(産科看護師)

食べさせ方、食事リズムなどを見直して

まずは食事を食べさせて、足りない分を母乳で補います。食に関心を持つ時期なので、子どもの意思で食べられる環境を整えることも大切。食事は取り分けでよいですが、薄味を心がけ、外遊びでお腹をすかせて、規則正しい食事時間を心がけるとよいでしょう。

これから身体も大きくなってきますし、授乳回数が減ってくれば、食べる量は増えてくると思います。まずは食事を食べられるだけ食べさせて、足りないようなら授乳するようにしてください。食べ物に興味をもたせることが大切なので、汚れるからとママが食べさせるのではなく、スプーンを握らせたり、手づかみでも子どもが自由に食べられるようにしてください。(産科看護師)
1人分の離乳食の準備は大変なので、現在行っている取り分け法でよいと思いまが、薄味を心がけましょう。消化器系がまだまだ未熟なので、濃い味付けはこの年齢には適しません。また、間食が多いと食事の時間にも影響が出てきます。規則正しい食生活をおくることで食事の量も増えてくるのではないでしょうか。その他、外遊びをたくさんさせてお腹がすく状態にするのも大切です。子どもが楽しく食事できるように専用の食器も使用しましょう。(一般内科看護師)

生後10カ月は、母乳栄養よりも離乳食がメインになってくる時期。食欲や成長には個人差もあるので、成長曲線に沿って成長していれば心配はないようですが、母乳よりも離乳食を優先し、食べさせ方や食事リズムを見直すことも大切だそうです。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加